ANAマイレージクラブ会員限定の国内線アップグレード：札幌/羽田往復

先日、旧友に会いに東京へ遊びに行ってきたが、その際久々にANAのプレミアムクラスを利用した。当初、予約・発券をしたのは普通席の方で、「スーパーバリュー75」という75日前発券の安い運賃種別の航空券である。札幌/羽田往復で￥22,380（税他込み）、けっこう安い。

2018年頃までは普通席からプレミアムクラスへアップグレードする場合、当日空港で空席がある時に限り￥9000を追加で払うと変更することができた。何度か経験がある。しかしそれ以降、ルールの改正がありANAマイレージクラブ会員であればステータスに関係なく、２日前の段階で空席があればアップグレードできるようになった。追加料金の大幅な値上げと共に。札幌/羽田線であれば片道￥14,000がアップグレード料金である。特典航空券でも安い種別の運賃でも変更可能なので、使い方によってはお得感はありそうだ。

例えば今回筆者が利用した「スーパーバリュー75」プラス「アップグレード」だと、札幌/羽田片道だと￥11,190プラス￥14,000で￥25,190でプレミアムクラスが利用できることになる。

ということで出発予定日２日前の夜中の０時過ぎにANAアプリを開いてみる。残念なことに満席の表示。一回寝て起きてその日何回かチェックしてみると、午後空席が発生したので手続きをしアップグレードが完了した。復路札幌行きは空席が多く、一回で手続きが完了できた。

行き帰りの便共にプレミアムクラスは満席で、機内の写真が撮りづらかったのでシートの様子はANAのページを見てください。

機内食は特に夜便は内容も量も充実していて、満足できるレベルである。

最後に獲得マイレージについて。

当初の「スーパーバリュー75」普通席だと札幌⇒羽田の片道マイレージは、535マイル（筆者SFC会員なのでボーナスマイルを含む）であるが、アップグレードをしたので892マイルとなった。

片道￥14,000を余計に支払い、座席スペースの拡大・アルコールを含む機内食の提供・マイルの増量などをどう評価するかは価値が分かれるところかもしれない。