ホンダCD125T:出発前最後のエンジンオイル交換

来年の春に出発するというのに、もうオイル交換?と笑われるかもしれない。ただ北海道でのバイク生活カレンダーを考えてみてほしい。気合の入りまくったライダー以外は、たいてい初雪前(雪虫が飛び始める頃)にはバイクをしまうことが多い。札幌圏でいうと10月中旬〜下旬だ。せいぜいあとひと月位なのだ、乗れるのは。

春になり乗り出す頃にオイル交換をするのか、しまう時にオイル交換をするのかは、どちらでもいいと思うが、筆者は「春に交換派」である。しかしながら来年3月は最終準備で慌ただしくなりそうなので、9月下旬にやってしまった。


写真はオイル交換セット。ホンダ純正ウルトラG-1オイル、後述のスーパーゾイル、オイルドレーンボルトのパッキン、デイトナのシリコンジョーゴ、メスシリンダー、17mmソケット、スピンナーハンドル(別名ブレーカーバー)、百均のマグネットツール、オイル受け。

これらは言うまでもなく世界一周に持って行く、極めて重要なモノたちである。

スピンナーハンドルに17のソケットを付け、ドレーンボルトを緩める。
オイル受けを用意して廃油を待ち受ける。
ダイソーで買った百均のマグネットツール。けっこう強力で廃油の中からボルトを救出ドレーンボルトのワッシャーはアルミ製なので拾えない。
オイル注入は右側から。
必要量は1.3リッター。缶1本1リッターと半端は今回は軽トラ用の余ったオイルを0.25リッター使用。
「スーパーゾイルエコ」を0.05リッター


このオイル交換についてだが、サービスマニュアルによると3,000キロ毎か年一回の早い方と書いてある。CD125Tによらず、空冷エンジンの小型バイクなら大体それが一般的だろう。今までのところそれにしたがってオイル交換をしてきていた。

さて、世界一周。筆者の場合スローペースではあるが、それでも3週間前後で3,000キロは走る予定。

毎月1回以上のオイル交換か、なんとなく気が重い。

ざっくりした旅程を作った時、そう感じた。

話しはそれるが、ある時添加剤について書かれた記事をバイク雑誌のネット版でみた。オイル添加剤というと、眉唾的なイメージがしてプラシーボ効果だろと疑ってかかるのが世間では普通の反応ではないだろうか?ところが、その「スーパーゾイル」はメーカーの説明やネットの賛否を読んで、一回試してみるかという気になった。

2020年春のオイル交換時、初めて「スーパーゾイル」をオイルと同時に注入した。

試運転後の体感であるが、私は効果ありに一票を入れたい。エンジン音の減少と回転の滑らかさを感じた。「オイル交換した後はだいたいそう感じるだろ」と言う人もいると思うが、私のバイクについては私にしか分からない。

もうね、これは永久リピート。要は信者ですよ。「信じる者は救われる」だ。ほれみろ、エンジンに効くよりも、精神衛生に効果ありなんじゃねーのか?そう思うやつは、そう思えばいい。

リピートする理由は体感的に良かったからだけでなく、金属表面に改質効果があるという部分。

古いバイクには、そういうのが有り難いんだよな。

また「スーパーゾイル」効能の説明に、エンジンオイル交換のインターバルを2〜3倍に伸ばすとある。3,000キロ毎が6,000〜9,000キロ毎…。流石に9,000キロ毎は、ちょっとアレなんで、基本的に6,000キロ毎にオイル交換をすることにする。

実際使うのは、濃縮タイプの「スーパーゾイルeco」の方にすることで、積荷の負担軽減になる。この「スーパーゾイルeco」を毎回50ml注入する。エンジンオイル量1.3リットルに対し3.8%量を継続使用ということだ。

「スーパーゾイルeco」450ml1本で9回分なので、2本持って行けば18回のオイル交換、距離で約10万キロ分まかなえる計算となる。


今回のオイル交換、走行距離22971km。次回はイルクーツクあたりになるだろうか。

下のバナーを「ポチッ」とすると、にほんブログ村での当ブログのランキングが分かります。

コメント

コメントする

This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

目次