世界一周でのキャンプの予定は150〜200泊。そうなると食事の準備は、ほぼ家事と言っていい。毎食毎食献立を考え、レシピを確認し、買出しをして、調理をし、食べ終わったら後片付け。
コレね、家ならできるよ。実際料理してるし。皿洗いは苦じゃないし。スーパーマーケットは近所にあるし。でもね、キャンプで毎日のご飯の支度って、ちょっと厳し過ぎないか?
何かないかとネットを覗いて見るものの…。
「家事のプロもオススメ!料理時短のテクニック」とか「誰でも出来る。食事準備の負担の劇的軽減方法」とかいった感じのハウツー記事はいろいろある、あるにはある。でもどうせキャンプのご飯なんて想定外だ。参考になりそうな情報は全然無い。挙句は「自分にご褒美!家事代行サービス積極利用」だって。はいはい、私が間違ってたんです。そういう事じゃないんです。
まずは、毎食キャンプめしにこだわるのはヤメる。道中にスーパーマーケットがあり、中のデリカテッセンでサンドイッチやパスタ的なのが買えれば、それがその日の晩ごはん。出来合いの惣菜なんかも楽しそうだ。
買出しの機会が無い旅程の日の為に、インスタント食品や日持ちのする物をバイクに積んで在庫にしよう。
ヨーロッパのキャンプ場には食堂があったり、売店で焼き立てパンもあるらしいので、躊躇せず利用することにする。たまには肉など買って焼いてみたり、パスタなんかもを茹でてみるか。
1つだけこだわりたいのは、朝のコーヒー。粉を常備し、毎朝自分で淹れる。今日の走るルートを思いながら、遠い目をして悦に入る。どうだ、旅人オーラ全開だぜ。
バーナーは、新たに導入した新富士バーナーのマイクロレギュレーターストーブ FUSION Trek SOD-331。これ、製品名が長過ぎで、寿限無(じゅげむ)の様だ。
鍋は「ユニフレーム」のライスクッカーミニDXと山フライパン深型17cm。ライスクッカーって、しっかりごはんが炊けるいい鍋なんで、日本から米5kgとか持参してみるかと最初思ったが、止めといた方が無難という結論に落ち着いた。
日本のキャンプ場なら何の問題もなく、水道の水は煮炊きに使えるが、外国のキャンプ場の水って大丈夫か?大丈夫な所も中にはあるかもしれないが、なんとなく怪しそう。しかも硬水のはずなので、ごはんには合わないはずだ。
それでもたまにはごはんを食べたい。そしたらアレしかない、そうです「サトウのごはん」です。限定10パック持参で、「自分にご褒美!がんばった日にはカレーライス」なんて感じは有りだと思う。レトルトのカレーや麻婆豆腐持って行こーっと。
あと、クノールカップスープとかインスタント味噌汁とかフリーズドライのおかずもいいかもしれない。ステーキソースやあえるパスタのソースの素なんかも役に立ちそうだ。
ここまで考えると、キャンプ自炊問題もなんとかなりそうな予感がしてくる。そのうち慣れてきて、案外毎日キャンプめしを作ってたりするかもしれない。
昔から鍋類はユニフレーム製品を使っているので、今回はスプーン、フォークもユニフレームのものを新規導入した。
まな板&包丁はキャンプではあまり使ってなく、キッチンばさみをよく利用している。このはさみもユニフレーム同様新潟県の製品で、「鳥部製作所」キッチンスパッターという商品名。いろんな食材がキレイに切れて、とても便利である。
さしあたりこんな感じで海外ツーリングキャンプに挑もうと思っている。
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