エーこのたび、宿泊費をどのように圧縮するかという問題につきまして、慎重に検討を重ねてまいりました結果、今回の世界一周、本命は「キャンプ場でテント泊多用」、穴馬はあっと驚く「仕方ないので多少はドミトリー泊」という結論に達したのであります。
別にドミトリー泊って普通じゃん。驚かねーよ。
とお思いでしょうが、この年になってくるとドミトリーは煩わしいので利用したくない。平成後期の言葉で言うと既に「卒業」しているのです。それを仕方なく復活させるか検討中。
それはさておき、冒頭のくだりは元歌では美濃部都知事のモノマネ部分。そして曲の中では本命や穴馬や居並ぶ名馬もごぼう抜きにする主人公がいる。ブログ記事の宿泊費の問題に置き換えると、テント泊やドミトリー泊を抑えて、ぶっちぎりで勝つのは「ノジュク」だ。何しろお金がかかりません。
出ましたね野宿、でも私はしません。だって色々めんどくさそう。不用意にそこらでテントを張ると、チンピラ気取りのティーンエイジャーや不躾なガキの興味のマトになりそうで嫌だし、かと言ってそういう有象無象から隠れる場所を探すのもいちいちめんどうである。結局ストレスと時間の無駄になるのである。
更に言うと、上記元歌では最後「ついでに騎手まで振り落とす♪」という何やら不運で暗示めいた歌詞がある。
ちなみにさっきから書いている元歌について知りたいという昭和歌謡に勉強熱心な方は、こちら『走れコータロー』(ソルティシュガー)を参照してください。
よく巷で言われる疾走感のある曲、『走れコータロー』ほど疾走感のある曲は無い。昭和45年のヒット曲なので知らない人も多いと思うが、ぜひ一度聞いてみてください。
もう何だか『走れコータロー』を語りたいのか、宿代を抑えたいのか話しがごっちゃになってきたので、ここからはもう少し真面目に書きます。
旅の宿泊費、筆者はそもそも宿にこだわりは無いので通常、アジア・中東地域では15〜25USドルの安宿を選んでいた。ところが近年、値上り等で安宿を探すのも35USドルくらいまで上げて予算を考えなくてはならない。
もともと物価の高いヨーロッパ・北米・オーストラリアでは、キャンプ場を多用するのは初めからの計画。加えてチリやアルゼンチンにもキャンプ場があるので、利用しやすければ積極的に活用して宿泊費を圧縮しよう。
ヨーロッパ全域を網羅しているキャンプ場情報のサイト、予約もできる。↓
北米にはすごい数のキャンプ場があるので選び放題。ただ有名観光地の近辺は予約の競争が激しいらしい。バイク1台でテントサイト1区画でもそうなのかは不明。キャンプ場自体は、国立公園や州立公園の中にもたくさんあって、公営のなら30ドル以下で利用できる。またKOAという全北米でフランチャイズのキャンプ場もあって、料金は高いが設備がいいらしい。
アフリカでテント泊はさすがに無しでしょう。ロシアやアジア圏は比較的宿代は安いので、ホテル泊で問題無いでしょう。
まとめるとこういう事です。
- いつも通り基本的に安宿を利用
- キャンプ場が整備されている地域では、テント泊を多用
- キャンプ場メインでも悪天候や体調不良の時は、キャビンや街道沿いのホテル等を利用
- 安宿でドミトリーしか部屋の選択がない場合は受け入れる
- 人との接触がない地帯で、不運が重なり宿が無さそうな場合のみ、テント泊野宿
事前のイメージでは現状こんな感じであるけれど、行く先々ですれ違う旅人に情報をもらったりして、次第に知恵がついていくことでしょう。
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