寄港地韓国でちょっとだけ下船し、昼ご飯を食べに行く

3月30日(日曜):強いうねりのせいで夜中から明け方にかけて船酔い状態になった。幸い吐かなかったが、おかげで朝ごはんを食べる食欲はなかった。船内には一応レストランはあるが、なんというか積極的に利用しようという感じにはなれない。前の晩、出港後すぐに晩ごはんをレストランで食べたものの、1回行けば十分である。

船内のアナウンスは韓国語とロシア語のみで、日本語や英語の案内は無い。筆者は韓国語なら断片的な単語ならまだ聞き取れるので、一応困ることはなかった。


朝は8,000ウォン、昼と夜は15,000ウォンで現金のみ。
バイキング形式。どれもぱっとしない味つけであった。15,000ウォンは高すぎ。
韓国人向けのメニューのようだが、これを美味しいと感じる韓国人も多分いないと思う。


韓半島の日本海側に東海市(トンヘ)という港湾都市があり、そこがこのイースタンドリーム号の本拠地である。かなり陸地が近づいたきたころ、ようやくうねりは小さくなった。11時半くらいに船はトンヘ港に接岸した。そして日本を訪れていた百人以上の韓国人の団体さんは全員下船していった。


下船する韓国人、つまり境港〜ウラジオストクを通しで利用する人はほとんどいない、ということ。
トンヘターミナル
これからイースタンドリームに積まれる韓国車。韓国はロシアに経済制裁してませんね。日本はどこに気兼ねしているのでしょう。


帰国する韓国人の団体さんに混じって、韓国に入国する。イミグレの係の人が日本人は私一人だけと言っていた。


トンヘ旅客ターミナルを出る。出て正面方向に行けば鉄道駅方面、私は左へ行く。
ターミナル周辺は特に何もない。
レンギョウがきれいだった。


ターミナルを出て、目の前の道を左に向かい橋を渡ってすぐの所に食堂がある。徒歩で約10分ちょっと。「プサン食堂」とハングルで店の看板が大きく出てるのですぐ分かる。

ソモリクッパ(牛の頭のスープ定食)12,000ウォン。美味かった。船のレストランとは雲泥の差。
オススメです。イースタンドリーム号利用の際はぜひ。


ターミナルまでの帰り道、左側にコンビニがあったのでウラジオストクまでの食料を買っておいた。午後2時に乗船開始。筆者はすでにチケットを持っているので列の先頭、ほぼ手ぶらのため船に戻るのも1番早かった。

午後4時過ぎに出港、ロシアに向かう日本海はうねりも無く快適な航海であった。あと約24時間退屈な時間が続く。文庫本3冊を読み終えるのは簡単であった。


下のバナーを「ポチッ」とすると、にほんブログ村での当ブログのランキングが分かります。

コメント

コメントする

This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

目次