11月4日(火曜):やや長かったモシ滞在、ヨーロッパへと戻る日となった。
モシは、街のどこからもキリマンジャロの姿が見えていい感じである。登山前後の計5日滞在したホテルはLeopard Hotelでまあまあ良かった。もちろん部屋からもキリマンジャロが見える。


街なかには外国人向けのレストランがいくつもあるけれど、なんとなくイマイチだった。筆者が何度となく利用したのはホテル近くのイスラム食堂で、何を食べても美味しかった。


またここはモシを訪れる外国人には定番の「ユニオン・カフェ」。


空港へはマタタツアーズの車を頼んだ。20USドル。タンザニアは左側通行、今までウラジオストクからずっと右側通行で走ってきたので、変な感じがする。特にロータリーは時計回りに入るため、いっそう変な感じだ。
最後に1つ、タンザニアに来てから野良犬を一匹も見かけなかった。モシ周辺だけなのか、タンザニア全体的に野犬対策をしているのかは不明。
出発ターミナル入口で荷物検査を受け、中に入る。しばらくしてエチオピア航空のカウンターが開いた。アジスアベバ乗り継ぎでカイロまでがエチオピア航空の範囲内なのに、その先の航空券も見せろと言われる。遅い遅い空港Wi-Fiと格闘し、エーゲ航空のEチケットを見せると、やっと搭乗券を発券してくれた。



出発時刻より1時間前には機内に入るよう促され、小さなターミナルを出る。すぐ先に飛行機が駐機していて、タラップの階段をあがりL2ドアから入る。





シートをフラットにする機会もなく、飛行機は降下を始め、定刻より早いままアジスアベバ空港に着陸した。
| 便名 | ET 814 |
| フライト区間 | キリマンジャロ国際 JRO → アジスアベバ ADD |
| フライトスケジュール | JRO 17:20 発→ADD 19:40 着 |
| 機材 | A350-1000 |
| 発券クラス | (D) ANAマイルに125%積算 |
| ビジネスクラス搭乗 leg 数 | 30 leg 目 |
次のカイロ行きまで時間があるのでラウンジで過ごす。



アジスアベバ空港のラウンジは広く、イスやテーブル、トイレの数も多い。またWi-Fiも強力。エジプトのカイロ空港とは比較にならないくらい良い。



さて、アジスアベバ発カイロ行きに搭乗する時間となった。機内に入ると、その古さに目を疑った。この便の機材はB777-200で、ビジネスクラスのシートなんか2世代くらい前のやつじゃん。



さっきキリマンジャロから乗ってきたやつや、往路で乗ったやつとの差があまりに大きいので、むしろビジネスクラスのシートの変遷を知ることが出来て良かった。と、思うことにした。
出発は1時間以上遅れた。メカニック的な人が何人かで機内を行ったり来たりしていたので、機材の古さ由来によるメカニカルなトラブルがあったに違いない。
カイロまでのフライト時間は約4時間で、短い部類だと思うが、機内食はなんと前菜・メイン・デザートとお皿を交換するミールサービスであった。



| 便名 | ET 452 |
| フライト区間 | アジスアベバ ADD → カイロ国際 CAI |
| フライトスケジュール | ADD 22:05 発→ADD 01:20(+1) 着 |
| 機材 | B777-200 |
| 発券クラス | (D) ANAマイルに125%積算 |
| ビジネスクラス搭乗 leg 数 | 31 leg 目 |
カイロ空港とキリマンジャロ空港の往復、計4区間エチオピア航空を利用したが思っていたより全然良かった。機材も食事もラウンジも良かった。オススメですね。
ちなみにこの4区間の航空券は約18万円でした。円安なんで日本円に換算すると高く感じてしまうのが残念。

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