ロードスターで行く西日本の旅(後編)

広島〜門司(フェリー)〜泉大津〜沼津〜市原〜仙台(フェリー)〜苫小牧

4月12日(日曜):2泊したホテル「ベッセルイン広島駅前」の朝ご飯はけっこう良くて、体重を増やすにはもってこいである。たらふく食べて出発、国道2号線でさらに西へ走る。夕方の新門司港発のフェリーがこの日のゴール。

岩国の観光名所「錦帯橋」にも寄らず、下関でフグも食べず淡々と車を走らせる。いつしか九州の案内表示が出てきて、いよいよ本州の西の端にやってきたようだ。そして関門海峡を渡るわけであるが、できれば橋で九州に入りたかったが国道2号線は関門トンネルに接続していて、否応なくトンネルへと導かれてしまった。

フェリーターミナルまでは少し時間に余裕があるので、門司港レトロでも行ってみるかと向かったが、何かイベントをやっていて混雑していて車を止められない。せっかくなので展望台と和布刈(めかり)神社に行く。和布刈神社は松本清張の『時間の習俗』で犯人のアリバイ工作で使われる場所で、以前から行ってみたかった所でもある。


門司港周辺を見渡せる展望台。
和布刈神社と関門橋。向こう岸は本州。
門司港レトロから少し離れた所にあった倉庫の前で。


新門司フェリーターミナルからは、阪九フェリーで大阪府の泉大津行きに乗船する。初めての利用である。新門司17:30発で泉大津には翌朝6:00到着と使いやすいスケジュールだ。客室はデラックスシングル、料金は車と人で23,760円。ロードスターは全長4m未満のため、軽自動車と同じ航送料金である。

船は瀬戸内海を行くので揺れは無い。また設備が全般的にきれいで、苫小牧→名古屋で乗った太平洋フェリーの「きそ」と比べ船の状態がよく快適。


北海道民としては、なかなか利用しにくいフェリー。
タオルや寝間着、電気ケトルも用意されていた。
モーニングセット600円。細かいことだが、ゆで卵の殻がきれいにむけた。太平洋フェリーの「きそ」のゆで卵はグズグズだった。


4月13日(月曜):この日の宿泊地は沼津、やや遠いので高速道路で行く。途中から新東名を走った。舗装の具合がよく走りやすい。浜松のサービスエリアで昼ご飯、ラーメンにするか餃子にするか迷う。ラーメンにしたが、やっぱり浜松餃子にすればよかった。

沼津で晩ご飯は韓国料理にしたが、大ハズレ。酷かった。韓国・日本・その他の国問わず、過去一番のハズレ韓国料理屋であった。


4月14日(火曜):沼津駅で友達と8時に待ち合わせである。沼津の友達ではない。千葉県市原市在住で、朝イチの内房線→新幹線→東海道線と乗り継ぎやって来た。ロードスターを運転するためだ。1日用の任意保険に入ってもらい、早速キーを渡す。筆者としては初めての助手席、市原まではルートはおまかせで好きなように走ってもらう。

途中、逗子に寄り、家から積んできたバイクのヘルメットや荷物を下ろす。逗子の友達の所に、去年買ったバイクを保管してもらっている。そしていよいよ来月引取に行く、その準備である。


箱根の芦ノ湖スカイライン、ドライブ日和でいい感じ。
初めて目にする自分のバイク、ヤマハSRX600。
来月北海道に持って帰る。


東京湾アクアラインを通り市原に到着。友達の家で晩ご飯をいただく。そしてなんとロードスター運転のお礼にとホテルの宿泊費をもってくれた。ありがたや。


4月15日(水曜):北海道へ帰る日となった。ホテルの向かい側にあったデニーズで朝ご飯を食べる。モーニングセット、700円ちょっとで充実した内容。今の為替で米ドルに換算すると5ドルにも満たない。チップも請求されない。今の日本はとても安いのである。

仙台まで陸路を行き、仙台から苫小牧まではフェリーだ。市原から成田方面に抜け、茨城県の海沿いを北上、6号線で福島県の浜通り、福島県浪江町からは高速道路で一気に仙台フェリーターミナルへ。

途中で通過した福島県内では、事故のあった原発の近くを通る。その地帯の道路には放射線量を示す電光掲示板がいくつかあり、人の帰らない集落や工事車両の基地なんかも目に入ってくる。

仙台から乗る船は太平洋フェリーの「いしかり」。新し目なのか「きそ」と違い、部屋がガタガタとすることはなかった。客室はS寝台、早得割引だったので車と人で料金は28,200円。晩と朝のご飯はコンビニで買ったもので済ます。


4月16日(木曜):苫小牧港には11時到着。気温は15℃、北海道も春のようだ。


NDロードスターで初めての遠出。雨の日以外はオープンにして走った。ネットで見た情報で、ロードスター同士路上ですれ違うと手を上げて挨拶するという。バイクのツーリングでのピースサインと同じだ。今回20数台の新旧ロードスターとすれ違ったりした。筆者は積極的に手を上げて、挨拶を投げかけた。そのうち挨拶を返してくれたのは4割くらいだったと思う。向こうが気付かないのだ。気づいても無視されたのは数台だけだった。恥ずかしいのか知らないのか、相手にしたくないのか。また、筆者より先に挨拶をしてくれたのは1台だけだった。あと、オープンにしていたのは数台だけだった。もったいない。

燃費は思ったよりいい。箱根の山のドライブを除けば、満タン計算でリッター17km〜19kmだ。

ガソリンは兵庫県が安かった。総じて西日本は比較的安く、北へ行くほど高く、北海道が一番高い。それでもヨーロッパに比べると日本はガソリンはかなり安い。南米だって安くはなかった。テレビで大騒ぎするほどでもないのだ。


さて、ブログのタイトルを「北海道6輪生活」に変更します。「書け」という声もちらほらあるので、しばらく続けようと思います。基本的にはバイクSRX600とNDロードスター関連の話しになるでしょう。

どうぞこれからもごひいきに。よろしくお願いいたします。

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