自動車カルネ発行への道(その1):JAFに行って直接質問をしてみた

画像引用元:JAF

自分のバイクやクルマを日本から海外に持ち出して旅をするにあたり、どうしても避けられないのが「自動車カルネ(以後カルネ)をどうするか?」という悩みである。「どうするか?」というのは、「利用するかしないか」という意味で、実はどちらも可能である。世界には、カルネが不要の国・必須ではない国・あやふやな国があり、むしろ必要な国の方が少ないという事実がある。であるからそこに悩みが発生する。


カルネというのは、バイクやクルマを無関税で一時的にその国に持ち込める加盟国共通の書類、通関手帳のこと。


そこで自分が辿るであろうルートを勘案し、このカルネの利用について前もって決めておかなくてはならない。筆者はカルネを利用する事にした。

カルネ発行はパスポートなんかとはケタ違いの手間と時間と費用が必要な、かなりめんどくさい書類である。日本ではカルネの発行はJAFが行っていて、概要についてはホームページに出ているので、まずは予習をする。ざっと目を通すだけでも、発行までの道のりは険しいことが分かる。この手続きも大きな「悩み」なのである。

①申請に必要な書類は…。

・登録証書コピー 

・印鑑証明書(名義人・保証人)

・スペアパーツリスト・パーソナルアイテムズリスト 

・旅行計画書・旅行ルート地図

・車検証コピー 

・カルネ発行申請書

・車両に関する記載

・誓約書

②発行までにかかる時間は ⇒ 約2ヶ月

③費用は…。

・カルネ代金 10枚(10か国分)で26,000円

・クレーム処理金 30,000円

・担保金 車両内容から算出


となっている。これらをこれから一つずつ用意していく訳だが、いくつか不明なこともあったので先日、直接JAF札幌支部に出向き質問をしてきた。スタート段階での筆者の疑問は主に次の3点。

1:パーツリストとパーソナルアイテムリストはどの程度の詳細さが必要なのか

2:一時帰国の際に申請する予定の2回目(2年目の分)の手続きは、どのくらいの日数がかかるのか

3:保証人は家人でもいいのか

翌日メールにて最新2023年5月版の全28ページの案内と共に上記質問の回答もいただいた。

1の回答は「詳しくは税関に聞いてほしい」ということであるが、添付の見本にはパーツリストはそこまで細かく書いてはいない。パーソナルアイテムリストは、例えば空路で移動する際に預け荷物や手荷物で持っていくような物は含まれないようである。車両に同梱するかどうかが判断基準のようだ。なんか曖昧な雰囲気である。

2の回答は30日前後らしい。一時帰国の期間をどの程度にするかはけっこう重要なので、これも曖昧で困る。

3の回答はそれでいいとのこと。


とりあえず現段階では分からない事が沢山あるが、ひとつずつクリアしていこうと思う。カルネを手にするまでの過程を都度ブログ記事にしていくつもりである。

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