ユーラシア大陸の入口へ:イースタンドリーム号に乗船

3月29日(土曜):出国の日がやって来た。バイクは昨日フェリーの真横の保税地域に残置したので、宿泊している米子から境港のフェリーターミナルまではJR境港線で移動することにした。


境港は水木しげるの出身地という事で、鉄道も街も鬼太郎推し。
猫娘が「旅行がんばってネ」と手を振ってくれていた。
シートの背もたれにいたねずみ男は、他人の旅行には関心なさそうである。


境港駅では昔からのバイク友達と待ち合わせしている。前の晩、一緒に飯を食ったのだが、さらに今日乗船を見送るという。なんとも泣かせる奴じゃないか。

ターミナルが開くまで少し時間があったので、旧友のIと昼ご飯を食べたり水木しげる記念館を見学したりして時間をつぶす。


華やかな大型クルーズ船は新しい夢みなとターミナルに、地味なロシア航路フェリーはコンクリ工事があらわな、旧ターミナルを再利用
金網で仕切られた保税地域には筆者のバイクが1台あるのみ。
ターミナルというより「乗り場」と呼んだ方が相応しい建物。中はプラスチックのイスが並ぶ、場末の待合室のような感じ。


16時が過ぎ、搭乗開始となる。日本人の日本出国なので簡単に終了。筆者はバイクがあるため税関の係官とバイクの所に行き、少し説明をする。特に問題はなく、世間話しなどを混じえ15分くらいで終了した。


イースタンドリーム号の搭乗券。
国際ナンバープレートに交換する。
税関の人に何やら説明をする筆者。友達が金網越しに撮ってくれた。


ユーラシア大陸の入口だ。
この先は未知の世界が待つ。
積み込んだ車両は、やはり筆者のバイク1台だけだった。


人間はこのタラップを使って乗船する。
そして出港の時間となる。

18時過ぎフェリーは岸壁を離れていく。日本人の乗客は筆者1人のようだ。


どんな旅になるのだろう。とりあえず出発までこぎつけた。毎日少しずつ、焦らずに楽しんでみよう。


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