ホンダCD125T:防寒カバー装着、シベリア走破のためならカッコ悪くても構わない

来年の春、日本を桜前線が北上していく頃、私はシベリアを走っている。

シベリアと言えば出てくるワードは寒い系・つらい系ばかり。「シベリア寒気団」とか「冬将軍はシベリアで発達」とか「シベリア送り」とか。さらに作詞家松本隆は『さらばシベリア鉄道』で「涙さえも凍りつく白い氷原」と書いた。ちなみに太田裕美歌唱バージョンより、大瀧詠一バージョンの方が良いと思うのは筆者だけであろうか。

とにかく、間違いなくつらく寒いのだ。疑問の余地は多分無い。そんな土地をバイクでわざわざ走りに行くのだから、一応準備はあれこれ考えてはいる。防寒長靴やグローブは前に書いたので、今回はバイク側の装備について。



冷たい風から下半身を丸ごと守るというコンセプトが素晴らしい防寒カバー。スーパーカブ等のレッグシールドのあるバイクに対応しているので、CD125Tにも使えそうなので買ってみた。正式には「防寒ひざあてレック中」というらしい。大久保製作所というメーカーの製品である。

画像引用元:大久保製作所


ネットで探しても実際に使用しているという情報は少なめ。それはそうでしょ、なにしろ見た目がダサい。世の中には「機能美」というコトバがあるが、これはちょっとね…。でもそんな事はどうでもいいのだ。冷たい風で下半身が壊死してしまうその前に、シベリアを走破しなければならない。


お腹の上までカバーされるのが良い。
足は完全に冷風から守られると思う。


バンド1本とヒモ2本で左右を連結する。レッグシールドに1か所ネジで固定する。若干頼りないので後で改良予定。
白い部分に薄い金属が入っていて、腰にフィットするようになっている。
バイクの乗り降りは特に問題なく簡単にできる。ガソリンの補給もカバーをめくるだけなので問題なし。


今のところの難点は、タンクバッグをガソリンタンクの上に載せると、カバーに余裕がなくなり体にフィットせず取れてしまい、タンクバッグとの併用ができない事ぐらい。ある程度気温が高くなれば、このカバーはお役御免でどこかに捨てる予定。その後タンクバッグを取り付けようと思う。

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