気が早いって言わないで:ヨーロッパ→南米の航空券を予約・発券した

画像引用元:avianca航空

航空券は早いもの勝ちである。運賃は日々変化する。グズグズしていると昨日まで安かったのが、今日見たら100ドル高くなってた、なんてことはザラにあるのである。しかし翌月航空会社がキャンペーンをしたりして、ひょっとしたら価格が下がるかもしれない。どのタイミングなら安く買えるのかは、法則はないし予測ももちろんできないから悩ましい。

筆者の「バイクで世界一周」では、来月日本を発った後、シベリアを横断し中央アジアを経てロシア西部からヨーロッパへと入る。そしてヨーロッパの次は南米へと渡る。この時バイクは航空貨物、ドイツにある専門の会社に依頼する。人間は通常の国際線を手配して南米へ飛ぶ。季節はヨーロッパでは晩秋、南米は初夏の頃だ。

筆者が手配する航空券には条件がある。まず、利用する航空会社はスターアライアンスのみ。筆者はANA・SFCなので、スタアラ加盟航空会社でないと意味が無いのである。次にキャビンクラスはC、つまりビジネスクラス。2時間程度の飛行時間程度ならY(エコノミークラス)もまあ有りだけど、基本的にはビジネスクラスの利用である。

スターアライアンス航空会社でビジネスクラス、その中からできるだけ安く飛べるルートを探すのである。

行き先はチリの首都サンティアゴ、空港はアルトゥーロ・メリノ・ベニテス国際空港(SCL)への片道航空券。出発地はヨーロッパの都市なら、まあどこでもいい。ドイツ・フランクフルト(FRA)が最も便利だけどこだわりは無い。

さて、ヨーロッパ発の航空券は東欧発が比較的安い。ブダペスト(BUD)やアンリ・コアンダ(OTP)やワルシャワ(WAW)などが最初の候補となる。スカイスキャナーなどを使って、一つずつ出発地や日付を入れ替え、丹念に探していくのである。この数ヶ月、主だったヨーロッパの都市はほとんど調べたといってもいい。そういう地道な作業こそが、安い航空券を発掘するコツである。

そして候補に残ったのは、トルコ航空とアビアンカ航空。トルコ航空のルートは、ブダペスト(ハンガリー)かアンリ・コアンダ(ルーマニアのブカレスト)発でイスタンブールで乗り換えチリまでの便。アビアンカ航空のルートは、バルセロナ(スペイン)かマドリード(スペイン)発で、コロンビア・ボゴタで乗り換えチリまでの便。

航空券は早いもの勝ちである。そんな事は百も承知だ。しかしだ、もうちょっと待てば円高になるかもしれない。来月まで待てば円高になるかもしれない。ていうか、今の円安のまま航空券を買うのは悔しい。それにまた別の航空会社でもっと安いのが出るかもしれない。

と、こんな風にグズグズしていると世界のどこかで誰かが予約を入れた途端に、昨日まで安かったのが急に値上がりしてしまう。そういう葛藤の中を行きつ戻りつしてスマホをいじくる毎日であった。

そしてやっぱり買っちゃいました、南米行きの航空券。

スペイン・マドリード(MAD)発、チリ・サンティアゴ(SCL)行きのアビアンカ航空ビジネスクラス。11月11日発で途中コロンビアのボゴタ乗り継ぎで、翌12日着。すでに発券済みで価格は1420USドル。

これで、絶対その日までにはバイクを南米に渡す手続きなどを完了させていなければならなくなった。

また、マドリードまで行く手段の確保も必要である。多分フランクフルトから飛行機になると思う。11月中旬頃にアビアンカ航空ビジネスクラス搭乗記の記事をアップします。乞うご期待。


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