最終整備:信州松本でギヤ比をロー側に戻す

3月22日(土曜):北海道の舗装道路(市道から国道まで)はこの時期穴ぼこだらけで路面はガタガタである。万が一、走行中タイヤが穴にはまればガツンとショックが大きいだけでなく、即パンクの恐怖がついてまわる。なんとしてもそれは避けたい、絶対避けたい。路上でパンク修理なんかを始めて、フェリーの時間に遅刻なんかしたら情けなくて死んでも死にきれない。


そんな訳で、ガタガタの道を穴ぼこを避けるため、時速45キロ前後という低速で過積載のバイクを走らせた。自宅を昼前に出発し苫小牧東港には、フェリー出港時間の5時間前に到着した。やれやれである。走行距離:76km。

フェリーは出港19:30。少しうねりのある中、太平洋に向け静かに動き出した。


3月23日(日曜):船は寄港便で、翌朝秋田港で1時間のストップオーバーをし、15:30に新潟港に到着した。


船の接岸前、車両甲板の出口扉が開き始める。
車両用のスロープが近くなっていく。
この大きな青い機械がカッコいいと思った。


新潟港から長岡市まで走り、この日は終了。ホテルルートイン長岡インター泊まり。走行距離:67km。


3月24日(月曜):直江津で大学時代のバイク仲間OとTと待ち合わせをし、その後一緒に走り松本市にあるOの別荘まで行く。


国道8号線、日本海を見ながら行く。遠くには残雪の下越の山々。
NHKの「72時間」でやりそうな、なんの変哲もないドライブインで昼ご飯。この唐揚げ定食、すごい美味しかった。しかもなんと600円!
白馬あたりはまだ残雪が多い。


この日は松本市浅間温泉にあるOの別荘泊まり。走行距離:224km。


3月25日(火曜):2,3日走行してみて、荷物の重さのせいでうまく走れない場面が何度も起こった。多くの場合、積載物を使用後に都度捨てていけば解決するに違いない。それでもギヤ比は再変更しようと切に思った。2023年夏にフロントスプロケットをノーマルの15丁から高速側に振る17丁に改造をしたが、それを16丁に戻す整備である。つまり2次減速比を発進加速のいいロー側にする再改造となる。


積荷は全部下ろすしてから作業開始。
スペアパーツの16丁ギヤ。
この作業自体は簡単ですぐ終わるものの、積荷の脱着に時間がかかる。


スプロケット交換後、チェーンの引き代調整、リヤサスをさらに硬くし、タイヤにもう少し空気を入れ、各部の増し締めをし、試運転。

午後は松本市内に繰り出し松本城を眺め、温泉に入りこの日のイベントはこれで終了。明日は木曽路を下り、滋賀県まで走行予定。


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