外務省推奨、国旗に関する国際儀礼(プロトコール)の基本ルール

内地から北海道にツーリングをやって来るバイク、後ろに積んだ荷物なんかに黄色い三角の旗をさしているのを見かける。走っているバイクの後ろで風になびいているのが、いっそう旅の雰囲気を醸し出していていい感じだ。夏の間ホクレンのガソリンスタンドで給油すると、300円で買える北海道内限定の旗だ。

いいな、アレ。

国賓の滞在時やG7(主要国首脳会議)などで要人が自動車で移動する際、車両のヘッドライトの左右あたりに自国と滞在国の国旗を掲げ、黒いセダンが警護の車両を従え、街中を緊張感を漂わせ走り抜けるのをニュースで見かける。例えばアメリカ大統領専用車が走る時、車両前方左に日本の国旗、右にアメリカの国旗をはためかせている。

いいな、アレ。


ということで、作っちゃいました。別に国際親善とかそういうつもりは無いんです。何ヶ国も走るという海外ツーリングの「旅感」を出したいだけ。でもその国の人が応援してくれると、ちょっと嬉しいかな。

Amazonで買った国旗セット。運動会的なイベントで使うものなので、全部つながっている。要らない(行かない)国を分けるのが大変。
日本の国旗は付けっぱなしなので多めに用意。
来年の今頃はイギリスは走り終えてるはず。


さて、国旗の扱いには注意が必要である。特に外国の国旗も併用する時には、国際儀礼(プロトコール)というルールが存在する。2カ国の場合、自国の国旗の右側(見る方向から向かって左側)が上位になり、外国旗と高さを揃えて掲揚する。

ハーレーにアメリカの国旗だけを付けて走っている人を見たことがあるが、自国内で外国の国旗を単独で掲げるのはルール違反なので、知識の無さをさらす事になってしまってむしろカッコ悪いぞ。一方、暴走族が日本の国旗を振り回して走っているのは問題なし。

詳しくは外務省の国際儀礼のページを参照してください。

前方から車両を見るのでこの位置に国旗を立てている。  画像引用元:Wikipedia
後方に掲げる場合はバイクの後ろ側から国旗を見るので、向かって右に自国旗、左に外国旗となる。


出発後の最初のツーリング予定国。左上からロシア、カザフスタン、キルギス、タジキスタン、ウズベキスタン。

イベント用国旗セットを実は違うメーカにして2セット買った。1セットだとどうしても足りない国が沢山でてきてしまう。2セットだとかなりダブりが出てしまったが、しょうがない。また2セット買っても必要な国が無くてどうしようか考え中。


以上、国旗の話しでした。

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