ポーランド(2):アウシュビッツ博物館〜クラコフ

10月13日(月曜):前の晩ネットで調べた結果によると、当日券はあるものの朝早く並ぶ必要がある。それでも購入の可能性は100%保証されているわけではない、らしい。

チケットの販売開始時刻は7時半、ホテルから博物館まで徒歩5分。7時前に着いたら既に行列ができている。それでも思ったよりは人の数は少ないので多分大丈夫そうと列の最後尾についた。

7時半になると列は少しずつ動き始め、8時に販売窓口前まで来た。順番を待っていると、他の人はパスポートや何かIDを手にしているのが目に入る。パスポート持って来てない。困った。いちかばちかスマホにある画像からパスポートの写真を準備しておく。

ツアー等ではない個人でも自由見学は出来なくて、ガイド付きを申し込まなければならない。ガイドの言語は、ポーランド語の他、英語やヨーロッパの言語のみ。英語を選択するしかない。

ということで、チケットは買えた。パスポートは画像で大丈夫だった。9時スタートの英語グループとなった。1時間あるので、ホテルに戻り急いでパッキングをしてチェックアウト。バイクで博物館まで戻る。


当日券購入の列。100人はいないかな。
アウシュビッツ博物館駐車場、バイクは無料。ソッコー着替える。ここでドロボーはいないと思い、ジャケットやブーツその他は置きっ放し。
建物の中でガイドが来るのを待つ。1グループ、10数人で行動する。


アウシュビッツがどういう所か、ナチス・ドイツが何をしたかなどはここでは詳しく説明しません。各自お勉強してください。


有名な「働けば自由になる」強制収容所の門。
ガイドさんの説明は、受信機とヘッドホンを付けて聞く。
ガス室で使用されたガスの空き缶。
左下の説明に、「選別後」とある。ヨーロッパ各地から貨車で送られてきたユダヤ人はここで「選別」された。
ガス室の1つ。


第一強制収容所のガイドツアーは2時間弱かかった。ホテルをチェックアウトしてから参加したのは正解。少しの休憩を挟んで、シャトルバスで第二強制収容所に移動する。



後半は約1時間、合計3時間のアウシュビッツ博物館ガイドツアーであった。各国でいろんな負の博物館を見てきているが、ここは規模と内容が桁違いである。心身ともにグッタリした。


腹が減ったので駅前の食堂で昼ご飯にする。

オシフィエンチム駅前「Grymas」食堂。
ロシアならこんな感じで600円前後だが、ユーロ高のため1000円くらい。

自由に選んで会計する方式だけど、単品別会計でなく最後に計りに乗せていくら、だった。そのやり方は初めて。あっという間に完食。オススメですね。


この日の宿泊はクラコフの「Hotel Swing」、2泊の予定。

1泊80USドル、朝食付き。
Wi-Fi強力・専用バスルーム・バイクは敷地内駐車。


本日の走行距離:78km


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