ホンダCD125T:強化サイドスタンドのようなものを自作した

先日荷物の仮積載を試してみて、その重さに心にヒビが入りそうになった。しかし絶望的というほどではない。何か考えないと、それこそ旅の途中で困り果てるシーンが何度もやってこないとも限らない。


画像引用元:webオートバイ

一般的にはまず思いつくのが、西本工業等が発売しているスタンドを増設したり交換すること。もちろんCD125T用は無い。スーパーカブ用のを流用し、何かしらの工夫と改造が必要である。(参考画像はハンターカブに取付けたwebオートバイの記事


ただこのパワースタンドは、工夫と改造以前に我がバイクでは使えないと判断した。長いのである。スタンドを跳ね上げ収納する時、多分パニアケースと干渉し途中でつっかえてしまう。パニアケースに入れた荷物が重いので対策しようと考えたものの、パニアケースが邪魔して使えないという皮肉な結論。

他の手を考えよう。次に思いついたのが、長いつっかえ棒方式。何か金属の棒を用意し工夫と改造をして、後ろにはみ出た荷台にあてがい重い車体を後ろ側で安定させようという作戦だ。数時間沈思黙考の末、却下にした。

最後にひらめいたのが、アレだ。名前は知らないが束石の上に置き、束柱を固定する金物。ウッドデッキの床下などで活躍する建築資材である。確かガレージにあったはず。


上の直角の部分には薄いゴム板を貼り、下の地面と接触する部分は傾斜をつけるための工夫をした。
三角形に切った木材がたまたまあったので利用する。全長は調整式でナットで固定する。


バッチグーですね。しかもバイクにまたがったままパニアケースの下に差し込める。
建築金物なので頑強、バイクの積載荷物の重量なんか屁でもいない。


さてこの自作強化スタンド、走行中はどこにしまっておこう。すぐ出せる場所でないと意味がない。そして左側がマストだ。


ここしかない。前のレッグシールドに付けていた、職人さんが腰にぶら下げている工具入れを復活利用。
なんて丁度いい。
置き去り防止にヒモを付けておいた。


使用感は全く問題なし。車体のサイドスタンドだけでは不安がいっぱいであったが、この強化スタンドを併用すれば過積載でもバイクが倒れてしまうことはなさそうである。やっぱりスペアタイヤは予定通り4本持っていこうかな。

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