10月22日(水曜):ワルシャワからの飛行機は早朝4時過ぎに着いた。イミグレ通過の前にアライバルビザを25USドルで買う。無いと入国できない。
さて、エジプトといえば世界三大ウザい国の一つ。特に空港でのタクシーの客引きのしつこさは旅行者の間では有名である。また、タクシーとの値段交渉やチップくれくれ現象など旅行者を悩ませるアレコレがエジプトには多い。
今回はそういったバックパック旅行にありがちな、対エジプト・ストレスに極力近づかない方法を取ることにした。まず最初の関門が空港から市内ホテルへの移動だ。若くて元気なバックパッカーは、安い路線バスや流行りのUberを使ったりで、なんとか費用対効果を最大限にしようとするだろう。
しかしながら筆者のような面倒やストレスを避けたいタイプの旅行者は、割高感はあってもプライベートの送迎サービスを選ぶのである。数日前に「Get Your Guide」という旅行会社を通じて送迎のクルマを予約しておいた。
そういう訳で、空港到着ターミナルを出た瞬間に客引きがどんなに押し寄せてきても涼しい顔で無視できるのである。「さあ、来い」と身構えて外に出る。ところがあまり声がかからない。どうした客引き、元気がないぞ。
送迎サービスのドライバーとは「Whats App」でやり取りをして、丁度いい感じに来てくれた。空港からホテルまで1時間強、料金は約5400円+チップ200EGP(エジプト・ポンド約700円)を渡した。ホテルはせっかくなので、部屋からピラミッドが見えるいい所にした。2泊の予定。


ホテル到着が朝9時ころだったにもかかわらず、チェックインさせてくれ、朝食を無料で食べてもいいと言ってくれた。食べました。さらに私の部屋が準備できるまで休んでていいと、他の部屋を無料で使わしてもくれた。少し眠りました。
この日の晩ご飯は、ホテル屋上のレストラン。上のアイキャッチ画像が目の前に広がる。
10月23日(木曜):ホテルスタッフが日本語ガイド付きのピラミッドツアーを薦めてきたので、それにのることにした。
プライベートツアーである。料金は90USドル、ホテルにカードで支払う。
ここからピラミッド関係の写真がいくつか続きますが、有名なものなので説明などは入れません。









やっぱり本物を近くで見るのはとてもいい。ピラミッドはかなりオススメです。ちなみにここまで見れる範囲の入場料金は700EGP、約2500円弱。
この後パピルスと香水の専門店に行ってみる。行くかと聞かれたので、行くことにした。



次は香水の専門店。どうせ観光客相手の店だろうと、分かってて行ってみる。中東の人とすれ違う時、いい匂いの人もいて興味があるのは本当の事である。

ここは案外面白かった。何種類か試し嗅ぎをさせてくれ、最終的に自分が好きなやつを小瓶で買っちゃいました。
カイロはピラミッドの他に、古代史の博物館が有名で普通はピラミッドとセットで行く。ところが今回は博物館が大きくリニューアルするのを控え、新旧ともに閉館中。つまり「ツタンカーメンの黄金の仮面」とか色んな有名なものが見られない。
その代わりにはならないが、「国立文明博物館」に行った。ミイラが沢山あったり、出土品がも色々とあってガイドさんは丁寧に説明してくれた。ただ、展示物の内容やスケールは物足りなさを感じた。機会があればリニューアルされる「大エジプト博物館」に行ってみたい。



さて、本来ならガイドさんの写真だったり名前を出したいのだが、翌日はホテルを介さない直のプライベートツアーを交渉して申し込んだ。彼は日本の大手の旅行会社と契約もしているガイドなので、筆者のブログのせいで迷惑をかけることになったら気の毒。という事情でガイドさんの情報は書きません。
明日はアレキサンドリアまで行きます。

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