ハバロフスクと言えばアムール川である。川の長さランキングで8位、メコン川より長く黄河より短い。でもそんな長さのデータよりも、もっと重要なのが、真冬になるとこの川の冷たい水が河口から流れ出て海水を凍らせ、流氷となって我が北海道へと流れ着く現象である。網走などで見られる流氷は、このアムール川が産地だと思うと不思議な感じがする。

宿泊している「ホテル・サッポロ」から10分くらい歩くと、アムール川沿いの公園に着く。散歩をしている人や、ランニングする人、日光浴する人が沢山いて海辺の街の様。
川岸から直接は見えないが、向こう岸は中国・黒龍江省である。
ウラジオストクとは街並みの趣が違っている。また歩道が広く歩きやすい。木陰を選んで歩くと涼しくて気持ちがいい。



ハバロフスクには2泊だけなので、実際に「点描」というほど探検はしていないし、B級グルメ食べ歩きも成果は多くなかった。それでもこの後ハバロフスクを旅行しに来る何万人という日本人のために、わずかでも情報を残しておきたいと思う。

左のは「モルス」というジュースで、これはベリー味。日本のコンビニで売っていてもそれほど違和感はなさそう。問題は右のやつ。この缶のドリンクは「KBAC(発音はクワス)」といって、ロシアの夏の飲み物である。よく歩道の露店でも売っているらしいが、見当たらなかったので、スーパーで缶入りのを買ってみた。筆者は初挑戦。味は、黒ビールを薄くした微炭酸で少し酸味がある感じ。全然オーケーです。リピート有りです。次は別のクワスを試してみよう。
① ピザ:VDROBA
マルガリータピザを食べた。とても美味かった。レモネードも良かった。ただ店内にはピエロ的なスタッフが何人かいて、どうしたいのか分からず対応に困った。


② 中東風?レストラン:スルタン・バザール(Султан Базар)
ロシア人が中東をイメージしてテーマパーク風に作ったレストラン、の様な店。スタッフは全員奇妙なアラブ風の衣装と化粧をしていて、時おり掛け声を出して盛り上げようとしている。異国に来て、さらに異国情緒を求めるなら間違いなし。


③ カフェ:ムスカトニ・キト(Мускатный Кит)
ここは普通です。お菓子は美味しかった。けど、コーヒーはイマイチだった。


明日から本格的なシベリア横断ツーリングとなる。バイクに負担をかけないように走ろうと思う。
記事の更新は電波状況によるので、日数があく場合もあります。
コメント