ロシア(3):ハバロフスク〜ビロビジャン

アムール川を越えればいよいよシベリア。ヨーロッパに着くまで進路は西。次の大きな都市はチタで、2千キロ先にある。1日に300km程度は走りたいが、宿のある場所との兼ね合いで長い日もあれば短い日もありそうだ。それに数日前の様に、当てにしていたホテルが満室なら別の宿を探さなくてはならない。今までのやり方を少し変えて、Googleマップで第2第3の候補の宿も印をつけておいた。

7月5日(土曜):アムール川大橋を渡った辺りで給油のタイミングになった。最初に見つけたスタンドに入る。3番目だったので並んで待つ。なんとなく見ていたら、前の車の人が95(値段の高いハイオク)のガソリンを入れている。その車なら92で十分だろと思ってたら、他の人も95を入れていた。どうやら92は売り切れらしい。


この札がかかっていたら、残念売り切れ。
リッター2.6ルーブル(4.5円差はこの際無視。誤差の範囲だ。ガソリンがあるだけ有り難い。

ここでケチ臭く、わずかな金額を惜しんで次のガソリンスタンドを目指したら、シベリアでは絶対詰む。今ここで給油をしないと原野の道でガス欠確定になることでしょう。


シベリアはご飯を食べられる場所も希薄。カフェがあれば即決定。ロシアでは、カフェは食堂のこと。


トラックや車が何台も駐車しているならほぼ間違いなし。
好きな物を選んで会計。
本日の昼ご飯、じゃがいもと肉のスープ、ハンバーグ&ライス、モルス。440R。スープが激ウマでした。


腹も満たされ、調子よく走っていたらEUナンバーのスズキVストロームが手を上げて追い抜いていった。西へ向かうということは、ヨーロッパに帰るのだろうか。

本日の宿泊地はビロビジャンという町のホテルにした。この町にはいくつかホテルがあり、またGoogleマップからホテル直で予約できたのと、この先はかなり距離があるためこの町泊まりにした。


本線直進チタまで1948km、左折ビロビジャン市街。
ユダヤ自治州に入った。文字がイディッシュ語。
抜いて行ったEUライダーがいた。イタリア人だった。着ているジャケットが同じ物だった。


結局、イタリア人ライダーのダリオ(69)は筆者と同じホテルに行くことにした。


ちゃんと予約されていた。
シングルは無く、ツインで3000R。


本日の走行距離:192km

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