ホンダCD125T:バイクで世界一周の防犯対策(前編)

世界各国でもバイクドロボーは、やっぱり換金目当てなのだろうか?

おそらくプロのドロボーはその傾向にあると考えるのが普通だろう。車体丸ごとでも、バラしてパーツにして売るにしても、換金目当てだとしたら、その先に需要がないと意味が無いはずだ。つまりそのバイクの人気の有る無しで、ある程度盗難のリスクは決まると思う。

それからすると、我がCD125Tの市場価値は最低部類だろう。私のバイクなんかは、古臭くてしかも世界中でありふれていて人の興味を引かない、ただの下駄バイクなので。

なのでまず、プロ相手の車体ドロボー対策は特には心配ないと判断する。だって隣にハーレーやBMWがいたら、そっちの方が金になるのは火を見るより明らか。

次は、行きずりのドロボーについて。こいつらは調子こいたティーンエージャーが主だろう。社会や学校が悪いと文句ばかり垂れる頭の悪いガキが盗んだバイクで走り出して、仲間に自慢したり他人にいきがったりするためにやるのだ。

こいつらの蚊ほどの脳にも、盗るなら「カッコいいバイク」という基準はあるだろうから、私のバイクは比較的安全かもしれない。それにしても、こうした行為を昔、ヒット曲にして世に広めた唾棄すべき奴がいた。全くたちの悪い野郎で、始末に負えない。バイクを盗みの対象にすることの、何がロックなのか全く完全に意味不明。

いかん、少し熱くなった。

駐車の時は鍵の方のロックが必須と戒める。

それから積載品対策。「パックセーフ」という、バックパッカーがよく利用している物を積載品に使う。これは金属の網で荷物を覆って、さらに開口部を絞ってロックするという物。最大サイズの140L用を買ったので、キャンプ道具などを入れた防水バッグにかぶせておく。

「パックセーフ」ステンレス製でザック等にかぶせて使う。
キャンプ用品は盗まれると悲惨なので、対策する。
裾側でネットを絞って南京錠でロックできるようになっている。


裾を絞ってロックすれば、簡単には取れない。
まだ余裕があったので、タイヤにもかぶせてみた。
頑丈なチェーン錠、かなり重い。逆に軽いのは細くなって防犯的に弱くなる。とりあえずこれを持って行く予定。

パニアケースはロックができる。また、ケースの上の荷物は、普段着など盗られても諦めがつくものを入れる予定なので、特に対策せずに積んだままにしておく。

鍵もかけらるし南京錠も使える。
左パニアケースの上に防水のスタッフバッグを2段重ね。


ヘルメットやデイパック、ウエストバッグなどは、バイクを離れる時は必ず持ち運びだ。


なお、今回でブログ開始後から「200記事目」となりました。今後ともよろしくお願いいたします。

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