世界一周ツーリングのテント:筆者の選択は、NEMO Dragonfly Bikepack Tent 2P

「世界一周だからと言ってね、特別な感じなんか無いんですよ。新しいキャンプ道具もわざわざ買う必要ありません」

ウソです。おニューのテント買うんです。

もう内心ウキウキ気分が抑えきれなくて、ひとりニヤニヤして、「あーこの人多分世界一周ツーリングのテント買うんだな」とすれ違う人なんかにも悟られてしまいそうなレベル。

まずは、所有するテント2張をヤフオクで売り、資金の一部を得たところで新規導入のテント選びに突入する。買う買うモード全開だ。1人で使うテント、いくら高くたって20万円はしない、もう金銭感覚はこの際無視して好きにする。

改めて調べて見ると、以前からよくあるメーカーや初めて見るメーカーが、それぞれが何種類ものモデルを作っていて、百花繚乱の状態を呈している。もっともその内容は玉石混交。

最優先は、収納サイズの小ささ・重量の軽さが内部の広さと両立している事。

そして今回は、せっかくなので日本導入の歴史が浅いメーカーから選んでみようと思う。

その中でも、新しめでデザインが自慢のかっこいいやつにしようかな。そんな条件に合うテントを、3年前にアメリカのアウトドアショップから平行輸入で買ってみた。円高時期だったので、国内正規品61,600円より1万円以上安く買えた。(2021年当時)

ということで、アメリカからはるばる届いたテントは、NEMO Dragonfly Bikepack Tentの2人用。

※注意:アメリカではブランドプロテクションがかかっているものが多く、アメリカ国外へ通販が出来ない商品が多くあります。アメリカ国外では正規輸入代理店などで買ってね、という販売制限のようなものです。良い子はマネしないでね。



さて、筆者が買ったNEMO(ニーモ)テントの紹介。なお買ったのは2021年モデルなので、現在のは少しリニューアルされてます。値段も。

左のスタッフバッグにテント本体とフライシート。テントポールはコンパクトになるように1節が短め。付属品としてペグと張り綱。茶色いシートは、全室に物置きとして使える「ランディングゾーン」。グレーのシートはオプションで買ったフットプリント(グランドシート)。まじめに丁寧に本体・フライを畳めば本来のスタッフバッグにフットプリント以外の全てを収納できるが、筆者はそれをしない。
左のゆとりのある防水バッグに本体・フライを大雑把に入れ、右のスタッフバッグにポールと附属品とフットプリントをしまう。その方が撤収が早い。そもそも風の強い日や雨の日の撤収では、きちんと畳めるような状態にはならない。また、ぎゅうぎゅうにしておくと痛みも早い。


続いて設営。

フットプリントを広げ、ポールを四隅に固定。
本体のフックをポールに引っ掛けていく。短いサブポールを交差させる。
本体の3分の2がメッシュなので、暑がりの筆者には具合が良い。
フライシートをかけて完成。外から見ると暗いグレーだけど、かなり光を通すのでけっこう室内は明るい。
前室は案外広め。反対側にも同じ広さのスペースができる。
一人で使うには十分広い室内。        画像引用元:イワタニプリムス


さあ、旅のテントを手に入れた。150泊するのか200泊するのか、今はまだ分からない。世界地図を北へ南へ、旅の神さまにいざなわれるままにバイクを走らせよう。

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