VPNについて考える(お勉強編):海外旅行とネット環境とVPN

VPN=Virtual Private Network(仮想プライベートネットワーク)というものがある。実際にはモノではなく仕組みのことである。

筆者を含め多くのネットユーザーは、自宅や出先でパソコンやスマホをいじっているレベルでは、このVPNとは一生関わりがないと思う。ただ、海外でネットを使うときなんかは、VPNの存在がやや気になってくる。筆者もVPNについて調べだしたのもここ1,2年のことである。つまり長期の海外旅行の準備の一つで、調べていくと必須ではないが無視もできない、そういう立ち位置のものであることが分かってくる。

では、VPNを利用するとどんな良いことがあるのだろうか。


自分の利用するIPアドレスを任意の場所に設定できるので、例えば実際にはヨーロッパにいても、あたかも日本国内のIPアドレスでネットに接続しているようにできる。

これの何が良いのかといと、ネット銀行やクレジットカードの利用が一時的にストップされることが無いという面(多分)。つまり海外からネット銀行やその他決済をしようとすると、保安上に理由ということで使用制限がかかることがある。これを回避できることにある。数ヶ月以内の短期の海外旅行であればそれほど不便はないが、年単位になってくると本人確認の手間などがいちいち煩わしい。

メリットその2、日本国内のコンテンツを楽しむことができる。NHKプラスは通常海外からは視聴することはできないが、VPN接続をすれば朝ドラや大河ドラマも引き続き見ることができる。話題に取り残されことがなく、浦島太郎化を防ぐことができる。


ネット接続のトラフィックが暗号化され、セキュリティが強固になる。

Wi-Fiを利用している時に、データを抜き取られることから守られる。

さらに、ロシアなどではfacebookやインスタグラムの利用が禁止されているが、VPNを挟むことでfacebookも利用することができる。ただ、ロシアでどの程度本気でVPNの利用を取り締まっているかがわからないので、最初は様子見となりそうである。


飛行機や宿の予約、お金の移動や決済などネット無しでは旅行もできない最近であるからに、特に長期の海外旅行ではネットの対策は重要であると考えるのである。


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