世界一周旅行での財布と貴重品の持ち方を考える

海外旅行での貴重品の管理。検索すると大量の情報が出てきて、みなそれぞれ一家言あって、あれがいいこれがいいと総オススメ状態になっている。筆者も少なくはない渡航歴があるのでそれなりに対策はしてきていたが、思い出してみると「秘密のなんとか」とか「隠し裏技」といったような、人に教えたくなるような対策はしたことは無くオーソドックスなやり方で旅していた。

台湾や韓国のような比較的安全な所は、ほとんど日本と同じ財布を使い、あとは特に対策せずに歩いていた。近年行った東南アジアなんかの場合では、台湾・韓国での歩き方に注意深さを少しプラスする感じ。それに比べ、初期〜中期の旅行や中東旅行ではさすがに緊張感のある方法で旅していた。すなわちセキュリティポーチの利用である。

服の下でたすき掛けにして脇の下あたりで使う物だったり、腹巻き状の物だったり、そういう一般的なポーチを信頼し使っていた。またそれで特に不具合や使いにくさは無く、失敗も無かった。

さあ今度は世界一周だ、どうしようかな。スリ系やドロボウ系が多そうなヨーロッパとか中南米とかも行く。敵は多そうなのでこちらも新兵器を配備して保安基準をグレードアップさせよう。

まずはアレです、世界一周のバックパッカー達がこぞって装備しているという「ニセ財布」。不要になった価値の著しく低い紙幣やおもちゃの紙幣を、これまた解約して番号の存在しないクレジットカードと一緒にそれらしい財布に入れ、それらしい雰囲気で持ち歩き、万が一の時はスリやドロボウや強盗に持って行ってもらうという作戦。まあ敵側もそのあたりの情報はアップデートしていると思うが、功を奏すかもしれない。

ダイソーで買った子ども向けのおもちゃの一万円紙幣。財布に入った状態だとぱっと見、本物チックに見える。日本人なら瞬間的に「違うな」と思うが、外国人ならまず分からない。特にスリや強盗に臨もうと興奮している状態の者には絶対本物に見えるはずだ。不要な紙幣も混ぜておくと、いっそうリアルな財布の完成だ。


続いては、まとまった現金を分散させて持つ方法。「お菓子の袋作戦」を採用しようと思う。チャック付きのお菓子の袋に現金を保管し、デイパックの奥の方に仕舞っておく作戦の事。強盗などに襲われた時、お菓子の袋までは調べないだろうという淡い期待を最後まで持っていようと思う。気を付けなくてはいけないのが、自分がゴミと間違えて捨ててしまうという凡ミス。「悲報!TED氏、現金の入った飴の袋をゴミと勘違いして捨ててしまう…orz」となったら悲惨だ。後で気づいても泣くに泣けない。

まだ米ドル紙幣を本格的に両替をしていないので、画像はイメージです。多分ロシア・ルーブル紙幣が最初の実戦投入になるかと思う。

実はこの袋欲しさに買ったのど飴なのでした。


普通の財布として、筆者は海外ではマネークリップを使っている。これには数日分の現金と1枚のクレジットカードを入れておく。

旧カナダ・ドル

けっこう前から海外ではこのマネークリップを使っている。小銭入れもあって使いやすい。


さて、パスポートと数枚のクレジットカードなどの重要度の高い貴重品は、やはりセキュリティポーチに入れ肌身離さずに管理しようと思う。

Amazonでオススメだった商品。ちゃちな感じはない。
めくると中にポケットがある。
裏側にもポケットあり。



身ぐるみ剥がされ、全て盗られてしまった場合に備え、200USドルと最後のクレジットカードとパスポートのコピーをバイク本体のどこかに隠そうと思う。もちろん非公開ですよ。世界のどの場所にいても200ドルくらいあればその国の首都の日本大使館まではたどり着けるはず、そしてクレジットカードがあれば帰国する航空券も買えることになる。


以上、物理的なお金の管理の話でした。お金そのものについてはいずれ記事にします。

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