ホンダCD125T:足回りのメンテナンス&YSSサスペンション

CD125T、走行距離は2万キロ程度だが30年くらい経っているので、4年位前から順次整備を進めている。


整備作業の時は、こんな手袋をしている。よくある水色のゴム手袋より丈夫で数回使え、手のひらに滑り止めもついていて使いやすい。50枚1箱で、これも工具の一部として積んで行く。


2021年4月に実施した整備である。前後輪のホイールベアリングと後輪のハブダンパーを新品に交換した。


古いホイールベアリングを押し出す前に、ワコーズのラスペネを一吹きしておく。このラスペネは通常の潤滑油よりも浸透性がよく、こういった場面や固着してそうなボルト類を回す時に活躍する。


新しいベアリングには、スーパーゾイルグリスを充填しておく。古いベアリングをあてがいプラハンマーで叩き、新しいベアリングを打ち込んでいく。CD125Tには前輪2個・後輪3個のホイールベアリングがある。

こちら後輪。4年前はブログの事が頭に無かったので作業中の写真が少ない。
こちら前輪、ダストシールも新品に交換。
ハブダンパーも新品に交換。古い方はそれほでへたっているようには見えなかった。

スイングアームのピボットのシャフトには、スーパーゾイルグリスを塗り、これで後輪のオーバーホールは終了。

さらに前年の5月の作業であるが、フロントフォークのオイル交換である。ステムベアリングのメンテナンス作業を行った時に実施した。

ステムベアリングのグリスアップは、フロントフォークを抜いて作業をするので、そのついでにフォークオイルの交換をしておく。高性能バイクではないためオイルを規定量入れて終了。油面のチェックは省略する。写真を撮る余裕が無かった。

これで足まわりのオーバーホール終了。最後に試運転をして各部の再確認しておく。回転部の抵抗がややスムーズになった。元の状態がそれほどひどくないので、劇的変化というものでもない。


続いてリアサスペンションの交換。多分まだそれほど認知度が高くなかったタイのYSSサスペンションをネットで買い、2020年3月に入れ替えた。E302というシリーズで、400ccクラスのバイクに使うサスなので通常であれば我がCD125Tにはオーバースペックかもしれないが、荷物を大量に積載する関係で中型バイク用くらいが丁度いいはずだ。長さは元のとほぼ同じで、ポン付けである。

画像引用元:YSS


近いうちに実際に旅荷物を積載し、プリロードの調整をしたいと思う。

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