バルディビア〜プエルト・モント〜(フェリー)〜チャイテン〜プユワピ〜コジャイケ。3区間+フェリー、620km。
12月16日(火曜):いよいよチリの旅も佳境に入りかけてくる。バイクをピックアップしたバルパライソからここまでは所謂リエゾン区間で、単なる移動で景色もそれほど面白いわけではなかった。この日はフェリーに乗るためにプエルト・モントまで走る。
フェリーはチリ南部のフィヨルド内を行き、都市間をショートカットする。さらに言えば、プエルト・モントのその先は道路が繋がっておらず、フェリーに乗らずに陸路だけでパタゴニア地方に到達することはできない。パタゴニア地方の入口の町チャイテンへと渡るフェリーは1日1便で深夜発なので、船が出るプエルト・モントに早く着きすぎると大量のヒマを持て余すことになる。ということでバルディビアのホテルはチェックアウトぎりぎりの11時に出発する。



それでも夕方にはプエルト・モントに到着、少し早いが晩ご飯を食べることにする。フェリー乗り場周辺には食べ物屋さんが沢山あって、客引きもけっこう強烈だ。


Googleマップで評価のいい食堂に目星をつけといたが、そこにたどりつくまで何人もの客引きオバサンにつかまるので面倒くさい。



食後行く所も無いので、フェリー乗り場に移動するが、やっぱりヒマを持て余す。出港は23時で21時半になって乗船開始となった。到着は翌朝の8時である。チケットは事前にネットで購入、バイク込で23,530ペソ、約4万円。



本日の走行距離:215km
12月17日(水曜):チャイテン到着予定時刻の朝8時になっても船はまだフィヨルド内を航海中、しかも外を見たら強い雨だ。ぐっすり眠れた訳でもないし、気分はイマイチである。接岸近くになりバイクの所に行き、雨具を着込む。
チャイテンはパタゴニアのゲートタウンなのでスカッと晴れていれば、きっと素晴らしい景色に取り囲まれるに違いないが、雨降りのため何も見えない。取り敢えず開いていたカフェで朝ご飯を食べる。



走っていると雪を頂く山々をちらほら目にする。少しずつパタゴニア地方に分け入っていく。
この日の宿泊はプユワピという小さな町で、宿の選択肢があまりなく、しかもアゴダ等のホテルアプリで予約できる所も少ない。通りすがりキャンプ場も見かけるけど、なんとなくホテルにしてしまう。

部屋の写真撮り忘れ。1泊52USドル、朝食付き、Wi-Fi強め・専用バスルーム・敷地内駐車場。
涼しいを通り越して寒い。薪ストーブが焚いてあった。
本日の走行距離:186km
12月18日(木曜):この日の走行では難関スポットを1つクリヤーしなくてはならない。未舗装の峠があるのだ。これを越えないとアルゼンチンに入れない。1本道なのである。万が一敗退すると、気の遠くなるような回り道でアルゼンチンに行かなくてはならない。同じ宿に泊まっていた、アルゼンチン側から来たオランダ人ライダーからも傾斜急だし、気を付けてね、グッドラックと言われ少々ドキドキしながら出発する。
プユワピを出て少しすると未舗装区間となった。そしてさらに行くといよいよ件の峠の取り付きがあらわれた。キルギスでは敗退した苦い過去があるので、不退転の覚悟で臨む。最悪荷物を下ろして、手で運んでバイクを軽くして登るという奥の手すら使うことも考えていた。



この後は絶景が続く最高の道となる。






未舗装区間では速度を時速20〜30kmと極端に落として走るため、いつもより時間がかかってこの日の宿泊地コジャイケに到着。2泊の予定。


本日の走行距離:217km

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