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ロシア(4):ビロビジャン〜ニコラエフカ〜ツィオルコフスキー
これからのシベリアの道中は、基本的には走るだけ移動するだけで、特に観光っぽいものは無いのでブログ記事も淡白な感じになります。 7月6日(日曜):朝、イタリア人ライダーのダリオと互いの旅の安全を込めてハグをして、それぞれの方向へと走りだした。... -
ロシア(3):ハバロフスク〜ビロビジャン
アムール川を越えればいよいよシベリア。ヨーロッパに着くまで進路は西。次の大きな都市はチタで、2千キロ先にある。1日に300km程度は走りたいが、宿のある場所との兼ね合いで長い日もあれば短い日もありそうだ。それに数日前の様に、当てにしていたホテル... -
ロシア(2):ハバロフスク点描とクセ強B級グルメ
ハバロフスクと言えばアムール川である。川の長さランキングで8位、メコン川より長く黄河より短い。でもそんな長さのデータよりも、もっと重要なのが、真冬になるとこの川の冷たい水が河口から流れ出て海水を凍らせ、流氷となって我が北海道へと流れ着く現... -
ロシア(1):ウラジオストク〜ハバロフスク
7月1日(火曜):イースタンドリーム号からウラジオストクに上陸した時に、通関などでお世話になったLINKS 社のYURIさんと朝ホテルの外で待ち合わせをした。一緒に車でYURIさんの倉庫までバイクを取りに行くのだ。 3ヶ月ぶりのYURIさんとCD125T。 バイク... -
世界の灯台(1):トカレフスキー灯台(ロシア・ウラジオストク)
3ヶ月前、境港から出国するのを見送ってくれた旧友が、ツーリングの目的地として「灯台」を巡っているという事を面白そうに話していた。オススメだというので、いっちょその話しに乗ってみることにした。内から沸々と湧いてくる欲求というよりは、昼ご飯... -
吉祥航空ビジネスクラス搭乗記(2025年6月):NRT→PVG→VVO
現状、空路で日本からウラジオストクへ行くには中国を経由するしか方法は無い。札幌からだと実に遠回りである。イメージ的にはアルファベットの「V」の、上の開いている点と点が、日本海を挟む札幌とウラジオの位置関係に似ている(しかもかなり細長いVの... -
一時帰国を利用し、持ち物の見直しをした
筆者のパソコンは富士通のクロームブックである(上の写真の右側の方)。FMV Chromebook WF3というやつで、基本的にこれを持って海外旅行に出かけている。今回の旅でも日々使うので、バイクのパニアケースにはしまわず、ザックの中に入れていた。14インチ... -
旅、再開のお知らせ
家の事情により一時帰国をしていましたが、今月末から世界一周ツーリングを再開します。 3ヶ月中断したので、当初予定していたルートからは大幅な変更があると思います。いずれにしても、旅には予想外の出来事は付き物なので、前向きにとらえ歩みを進めて... -
一時中断のお知らせ(事故ではありません)
詳しくは書けませんが、家の事情により現在一時帰国しています。バイクと荷物は、税関手続きをやってくれたLINKSさんの倉庫に保管してあります(1ヶ月35ドル)。ツーリング再開は今のところ未定です。また、しばらくブログ更新は滞ると思います。 上の画像... -
ウラジオ郊外にある、自動車博物館へ行ってみた
1日時間があったので、郊外にある自動車博物館へ行ってみた。バイクではなく、バスと路面電車の利用である。ウラジオストクで時間があれば、演劇やバレエなども良いらしいが、どうも筆者にはそういった高尚な文化鑑賞は気が引ける。それよりも古い乗り物... -
ウラジオストクB級グルメ食べ歩き情報、厳選8店舗を紹介
来るまではわからなかったが、ウラジオストクは何気に美味しいものが多かった。そこで不肖筆者、「次の旅行はウラジオ行こう」と計画中のみなさまに向けて、実際に食べ歩いた中から美味しかったお店を紹介します。特にオススメは★マークをつけてあります。... -
ロシアの税関へバイクを引取りに行く
3月31日(月曜):波が高かった日本〜韓国間に比べ、日本海のロシア側は割と穏やかな波であった。 長い退屈な時間を耐えた。午後2時過ぎにようやく海以外のものが見えてきた。 ウラジオストクの街が見え始めると、デッキに立つ人も増えてくる。 入港間近、... -
寄港地韓国でちょっとだけ下船し、昼ご飯を食べに行く
3月30日(日曜):強いうねりのせいで夜中から明け方にかけて船酔い状態になった。幸い吐かなかったが、おかげで朝ごはんを食べる食欲はなかった。船内には一応レストランはあるが、なんというか積極的に利用しようという感じにはなれない。前の晩、出港後... -
ユーラシア大陸の入口へ:イースタンドリーム号に乗船
3月29日(土曜):出国の日がやって来た。バイクは昨日フェリーの真横の保税地域に残置したので、宿泊している米子から境港のフェリーターミナルまではJR境港線で移動することにした。 境港は水木しげるの出身地という事で、鉄道も街も鬼太郎推し。 猫娘が... -
国内リエゾン区間終了:追加整備の効果も現れ、境港までやって来た
3月26日(水曜):旧友からの見送りと最後のエールを受け、早朝6時前のまだ気温の低い松本市内へと走り出す。顔に受ける風は少し冷たい。ヘルメットのバイザーを下ろし塩尻に向け国道19号線を加速したら、右の目から涙がひとしずくこぼれた。「花粉のせい... -
最終整備:信州松本でギヤ比をロー側に戻す
3月22日(土曜):北海道の舗装道路(市道から国道まで)はこの時期穴ぼこだらけで路面はガタガタである。万が一、走行中タイヤが穴にはまればガツンとショックが大きいだけでなく、即パンクの恐怖がついてまわる。なんとしてもそれは避けたい、絶対避けた...