「旅慣れた人は荷物が少ない」とか、「旅の荷物問題、行き着く先はミニマム」とかの情報がネットなんかではあふれている。「デイパック1つで身軽なワタシは、空港からラクラク移動&観光もスイスイ」だの「持ち物はこうして減らせ、旅の究極パッキング術」やら。ところが、ちらっとその内容を見てみると、だいたい3泊4日N.Y.観光だとか長くても1ヶ月東南アジア周遊なんていう範囲に収まっている。そんなに大袈裟に気合入れなくても、自然と少ない荷物になると思うよ。
そしてほとんどの場合こうも書いてある、「足りなくなったら現地で買えばいい」。そこで筆者は疑問に思う。1週間や2週間そこそこの旅行で足りなくなる物なんて一体何があるのか?日常の消耗品の事を指しているのか。そうするとシャンプーや歯磨き粉?女性なら化粧品?まさかカメラのフィルムじゃねーよな。
結局ただの準備不足か忘れ物なんじゃなかろうか?
バイク乗りの世界でもありますね。「サンダルを一足余分に持っていくのは荷物が増える」から嫌だったのか、スネまである頑丈なブーツだけで全てをやっている人。フェリーの中とかキャンプ場でちょっとトイレに行くにも、長いブーツをいちいち几帳面に履いていた。私なら面倒くさくて気が狂いそうだ。
こんなのもある、「自分がツーリングに行く日は雨が降らない」ので雨具一式は持たないというもの。これはもはや信念とか信仰の部類になるので、荷物うんぬんの話ではない。
さらによくあるのが、運悪く雨が降り出したものの向こう側は晴れていそうな雲行きなので、レインウェアを着るのを先延ばしにしてしまうという「バイクあるある」。タイミングが合わずバイクを止めてレインウェアを着始める頃には、すでにびしょ濡れ。経験ありますよ、何度も。
やはり条件が変化した時に、それに応じた装備を身に付けられるようちゃんと準備をしておこう。記事タイトルにあるように、気温の低い地方を走る時は低温向きの、降雨地帯なら防水系の、暑い国々なら風通しの良いグローブを、という風に使い分けていきたい。
ということで、世界一周に持っていくグローブいきまーす。
その1:メインの3シーズングローブ
その2:防寒グローブ
その3:夏用グローブ
その4:雨用グローブ
その5:メンテナンス用使い捨てグローブ
ホームセンターなどで売っている使い捨てグローブ。100円ショップなどで売っているやつよりも厚みがあり、簡単には破けない。左右がないので倍使えるかも?
手にピッタリなので道路に落ちたナットも拾えるし、工具もしっかり掴める。このグローブはどちからかというと、工具の分類かもしれない。
途中まで使ったので残りはあと40枚くらいか?
足りなくなったらどうしよう?
答えはそう、「現地で買えばいい」。そうかこれの事だったのかー!
なんか最後、「ほら伏線回収、うまいこと言ったでしょ」みたいになっちゃって、ちょっと気まずいです。
いづれどこかで、これらグローブのインプレッションを書いてみようと思います。
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