車を買うために旅を切り上げたわけではない事は言うまでもない。なのに、このような回りくどい表現が、そこはかとなくウソ臭く聞こえてしまうのは何故だろう。まさか旅の継続と車を天秤にかけて、あっさり旅を諦めそそくさと帰国に舵を切ったのでは?決して決してそのような事は有りませぬ。
マツダ・ロードスターND(現行型で4代目)、買うのはこの車と決めていた。1989年に初代ロードスターNAの実車を目にしてから、いつかは乗りたいと想い続けていた。そして今回ひょんな事から、ロードスターを手に入れる機会がついに訪れたのである。
ヨーロッパや南米を旅行中、宿のWi-Fiを頼りに夜な夜なカーセンサー等を眺めてはあれこれ物色し、夢想と予習を重ねていた。そしてアルゼンチン後半からボリビアに至る頃に見つけたのが、まさに今の個体である。もちろん中古車、浜松市のマツダのディーラーで販売していた。2月の中旬突然帰国することになり、使わなかった旅費の残額がはっきりとし、その金額はロードスターの販売価格に近かった。
これはもう買えという天の声に違いない。自分の都合のいいように解釈するのが筆者の得意技である。それに善は急げというじゃあないか。帰国途上のコロンビアから東京の旧友にLINEをし、浜松まで車をリクエストした。
成田空港に到着して数日後、浜松でロードスター購入の契約書にサインをした。3月に入ると納車準備の手続きでいろいろ忙しい。車両は一時抹消渡しにしてもらう。陸送の苫小牧止めで自分で引取に行き、車検と名義変更をする必要がある。まずは車庫証明を警察で取り書類を揃える。一時抹消の車両はナンバープレートが無いので仮ナンバーが必要で、これは市役所で取る。



この翌日、札幌運輸支局に行き、車検と名義変更をする。



というわけで旅費が車に化け、これで海外旅行などという贅沢な遊びは当分できない身となった。これからはロードスターで日本国内を楽しんでみようかな。

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