苫小牧(フェリー)〜名古屋〜明石〜福山〜広島
雨の日(雪も)以外は、たとえ近場でもオープンにして走ると決めている。朝の通勤時間帯に、職場へと急ぐ車に混じりひとりゆるゆると走るオープンカーは浮き世離れしていて、とても痛快である。リッチな気分で、これぞ無職の醍醐味。
そういうクルマの存在が気に障るのか、名阪国道(国道25号線・三重県亀山〜奈良県天理)で大阪ナンバーの黒い残クレアルファードに煽られた。筆者の前には何台も車が走っているので、少しばかりスピードを出したって何の解決にもならないのに、そのあたりの理解というか想像力が欠如しているオツム弱めなのが、残クレアルファードの特徴であろう。
4月6日(月曜):積雪ゼロになったものの、まだ肌寒い。北海道に本格的な春が来るのはもう少し先だ。でもきっと本州に行けば桜が見頃に違いない。ということで、苫小牧から太平洋フェリーに乗り名古屋まで一挙に行く。船は途中仙台に寄港し、名古屋まで運航している。苫小牧〜名古屋の乗船時間は39時間ちょっとと長いので、今回客室は1等個室を奮発した。



4月7日(火曜):天気が悪いものの、揺れを感じることはない。しかしながら小刻みな振動が絶えずあって、どうも不快である。船内の建て付けが緩んでエンジンの振動が伝わってくるのか、波の影響なのかよく分からないが、常にガタガタしていた。
1日目の食事はコンビニで買い込んだ物を食べ、2日目からのご飯は船内のレストランを利用する。味はそこそこで悪くはないが値段はやや高い。



4月8日(水曜):午前10時半定刻通りに名古屋港に到着。この日は兵庫県明石市まで走る。特に明石に目的があるわけでもないが、なんとなく宿泊地とした。
昼ご飯は四日市で焼き魚定食にする。



この後四日市から亀山を通り名阪国道を走り大阪方面に走行中、上に書いた残クレアルファードの件が発生したのである。
この日の宿泊は明石のホテル。チェックイン後早めの晩ご飯を食べに明石の街を歩く。





4月9日(木曜):ホテルの目の前に明石城公園がある。朝ご飯後、散歩してみる。桜はまだ咲いていて、日本らしい風景と出会えて良かった。



この日は広島県福山市に向かう。友達がいるので、買ったクルマを見せびらかしに行くのだ。明石から国道2号線をメインに西へ走る。途中赤穂市に寄り、赤穂浪士の神社を訪ねてみる。



赤穂からさらに西へ。途中岡山県の日生町(ひなせ)を通るが、そこはカキオコ(牡蠣のお好み焼き)が有名らしい。昼ご飯はカキオコに決定である。



福山では友達の家で晩ご飯をいただき、また世界一周の報告などをして盛り上がる。夜から雨が本降りとなるが、幸いロードスターはホテルの屋根あり駐車場の中である。
4月10日(金曜):天気予報では午後には雨があがるらしい。目的地は広島市(正確には安芸郡府中町)のマツダ本社だ。従兄弟が勤めていて、買ったロードスターをわざわざ見せに行くという、これまた無職らしい時間の使い方の無駄系イベントである。
福山からはJR呉線に沿う国道185号線を行く。昼ご飯で食べたアナゴの天重は、普通な感じで少々期待外れであった。まあそうそう当たりばっかりではない。それも旅のうち。
呉市では海上自衛隊の潜水艦博物館を見学、入場は無料。隣にある「やまとミュージアム」の方は改装中のため見れない。残念。





マツダの本社1Fショールームで従兄弟と待ち合わせ。多分大人になってからは初めて会う。



4月11日(土曜):広島市には2泊。特に観光には行かない。原爆資料館等は以前見学したし、宮島も厳島神社も訪問済み。平たく言うと外出はせず、ホテルでだらだら過ごすのみである。
昼ご飯はお好み焼きにする。やはりそこは外せない。そして関西のお好み焼きよりも、筆者は広島(風)の方が好きだ。
晩ご飯は牛カツにする。北海道では牛カツを食べさせる店は、なかなか見当たらない。西日本ならではの食文化である。



以上、ロードスターで行く西日本の旅の前編でした。

コメント