8月20日(水曜):枯れた様な色の背の低い草がボサボサっと生えているだけの地面が、地平線のずっと奥まで広がる西カザフスタン。たまにラクダが歩いているのを見なければ、まるで薄茶色の海のようである。そこを1本の道路が貫いていて、今日もただ淡々と走る。
しかしながら今日は向かい風が強く、非力な125ccは風に押し戻されもどかしい。また、大型のコンテナトラックに追い抜かれる時が厄介だ。ミラー越しに近づいて来る大型トラックが見える、トラックが抜かしにかかると風圧でバイクは路肩側に押される。そして抜かれ終わる時には、今度は負圧でトラック側に引き寄せられる。抜かれる度にバイクをコントロールしなければならない。
それが3台連続で抜かれる場合なんかは、「路肩側に押される→トラック側に引き寄せられる」×3となり大変なのである。風が弱い日ならそういう事もないので、やはり強風は天敵だ。
今日の宿で、併設の食堂で何か食べようとしていたら、背の高いライダーが入って来た。イタリア人だった。思わずいろいろ話しをしていたら、またライダーが2人入って来た。スペイン人だった。4人でテーブルを囲み、話しは盛り上がった。

CD125Tはヨーロッパには輸出されなかったようで、今まで出会ったライダーさん達は総じて珍しがる。また、筆者のバイクの様子が興味深いのか、たいてい受ける。
そしてこうして短い時間交流して、インスタグラムを教えっこして、それぞれの旅路へと散っていく。
この日の宿は質素だけど5000テンゲと格安で、まあ寝るだけならいいかと合格点かと思いきや、夜になり地元の人(多分宿泊客ではない)が集まり食堂で爆音ダンス会を始めるではないか。まいった、勘弁してほしい。カラオケでないのがマシだった。1時間程度でお開きにはなったけど、安眠はできなかった。


本日の走行距離:294km
8月21日(木曜):だいぶ路面が悪くやっかいな走行である。この日の目的地はアクトベという街。
ホテルはソ連式のやや古めの所。でもなんか落ち着く雰囲気がして、筆者は嫌いではない。2泊の予定。


本日の走行距離:338km
8月22日(金曜):ホテルの駐車場でオイル交換と軽整備をする。
オイルはガソリンスタンドで買ったカザフスタンのやつ。一応API規格はホンダ純正G1と同じSLグレードなので大丈夫でしょう。前回キルギスでの交換から、3,700km。朝ごはんを食べたらすぐに始める。



次回のオイル交換はトルコかな。

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