8月6日(水曜):タイヤ2本とその梱包材、オイル1缶と少し、その他等々を使用したり処分したりで10キロ以上は荷物が軽くなったはず。体重も3キロは減ったに違いない(そう思いたい)。また荷物の場所を移動させたりもしたせいで、だいぶ走りやすくなってきた。当初のウラジオストク出発の頃と比べると全然違う。
今までシベリア〜カザフスタン〜ビシュケクと、山岳地帯とは言えない軽い起伏や真っ平らな大地を走ってきたが、これからは標高の高い地帯へと突入していく。



1つ目の峠は標高3000mを越えていた。キャブレターのメインジェットを燃調「濃いめ」から「スタンダード」へと番手を薄め側に下げたが、多分2800mあたりから空気が足りない症状が出始め、最後は1速も使ってやっと峠を越えた。
走りながら考える。メインジェットだけでなく、ジェットニードルも燃調「濃いめ」から「スタンダード」に変えるべきだったかもしれない。いっそメインジェットは「薄め」にしてみるか。パワーフィルター装着すれば、どのくらい空気の吸入量が増えるのだろう。
宿に着いてプラグの焼け具合を見ると正常。さらに燃調を薄くして逆に不調になってもやだしな…。などと決まらない考えがこのあと頭の中でぐるぐると2日続く。



1区間目の宿は周りに何もない山の中。Expediaで予約ができたのだが、ドミトリーでUS20ドル。高いなと思いつつ他の選択肢が無いので決めた。ホテルに着いてみると、ありがちな「予約されたか支払い済かはっきりしない」問題に直面。結局、ツインルーム個室を割り当てられた。20ドルで個室なら、まあ却ってラッキーか。


本日の走行距離:252km
8月7日(木曜):山から下りてくると、ウズベキスタンが近くなってくる。筆者はこのあと、キルギスからパミールハイウェイのあるタジキスタンに行く。無事パミールを走り抜けたら、その次がウズベキスタン。そしてウズベキから再びカザフスタン、これまた再びロシア、ジョージア(グルジア)、トルコという順で旅を進めていく。



この日の宿はGoogleマップで適当に探した宿。


本日の走行距離:246km
8月8日(金曜):キャブレター問題をどうするか決めたので、早めに目的地に着いて作業をすることにした。というわけで、早朝6時に出発。
目的地はオシという街、キルギス第2の都市でパミールへと向かう旅行者が多く行き交う拠点である。そのオシに行くのにウズベキスタンを通ってショートカットする方法もあるが、1日で出国・入国を2セットやるのはめんどくさい。遠回りになるけれどウズベキスタンに沿うような感じの道で行く。



キャブは「スタンダード」の番手にしたメインジェットと同様に、ジェットニードルも番手を下げ、標高が高い=空気が薄いに対応する。オシの標高は約1000mなので、パワーフィルターも装着しておく。次の街サルタシュは3000m、いわば実験的運用だ。パミールに入れば4000m越えの峠があるため、空気も薄い。最悪さらに燃調を「薄め」にする選択肢は残されている。
オシのホテルに到着後、早速作業開始。場所がホテル敷地内だが、日陰がなくカンカン照りで暑い。フェルガナ盆地一帯の気候をもろに受け、途中何度も水を飲む。熱中症寸前、気力を振り絞りキャブレターをいじる。



明日標高3615mのタルディク峠に挑む。パミールの前座だ。ここで大体の調子がはかれるはず。仮に登り切れなかった場合はパミールハイウェイは断念ということになる。


本日の走行距離:196km

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