キルギス(5):無念!パミールハイウェイ断念

8月9日(土曜):準備は万端、少し埃っぽいオシの街をあとにする。行き先はサリ・タシュ、パミールへのベースキャンプのような村である。そこに行かなければパミールには行けない。しかし、そのサリ・タシュの手前に3615mのタルディク峠が立ちはだかる。

結論から言おう。峠の斜度にバイクのパワーが負けて、登り切る事が出来なかった。1速でどんなにアクセルをふかしても、回転が落ちてしまう。パワーフィルターは効いていた。ボコつくことはなく、アクセルの開度に合わせエンジンの唸りはついてきていた。峠の斜度+装備重量+非力なパワーが敗因。

非常に残念であるが、125ccで旅に出たことは後悔していない。自分が選択したことなのだ。パミールやワハーン回廊の壮大な風景を見ることは無くなった。

上の写真の左端が峠の頂上付近である。工事現場の未舗装部分で限界を感じ、引き返すことにした。ここすら走れないなら、所詮パミールハイウェイは無理である。

失意の復路である。走りながら思った。パワーフィルターは機能していたので、装備をもう少し軽くし、斜度が緩ければ4000mは無理ではないかもしれない。次の高所は南米、どうなるのだろうか。


オシへ戻る途中で中国ナンバーの貨物トレーラーがコンテナを落としていた。スピードの出し過ぎで、コンテナの重量が遠心力で引っ張られ外れたのだろう。台車やヘッドも壊れていた。このあとが大変そうだ。


戻ってきたオシの街。昨夜利用したホテルは空いている部屋はなく、別の宿に。居心地が良かったのと、計画変更の調べ物のため2泊した。

オーストラリア人ライダーがいて、重要な情報を聞いた。オーストラリアツーリングについて、大幅な変更をすると思う。
今回初ドミトリー1泊800ソム。


本日の走行距離:徒労に終わった345km


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