トルコ(2):サムスン〜世界遺産サフランボル旧市街、 440km2区間

9月14日(日曜):朝走り出す時、だいぶ涼しくなってきた。もう9月の中旬だ。

走行中は頭の中は基本ヒマなので、案外考え事もできる。途切れ途切れになったり結論が出ないこともあるけれど、それでも幾分気が紛れて目的地が早く近づく効果があるかもしれない。ということで、何か「9月」の歌はあったかなあと、思い出そうと試みるもどうしても2曲しか出てこない。

太田裕美の『九月の雨』と竹内まりやの『SEPTEMBER』だ。

筆者的には、もう完全に『SEPTEMBER』の勝ちである。だってほぼそらで歌えるし。特に最後の方で「…トリコロールの海辺の服も二度と着ることはない♪」とある。なんてオシャレな歌詞。通り過ぎた黒海の、夏の波打ち際のカフェや歩道の様子を想った。ちなみに、トリコロールという単語はこの曲で覚えました。


黒海(トラブゾン)周辺では写真のようなパン屋さんを街道沿いでよく見かける。「EKMEK」はパンのことで、大きく丸いパンをトラブゾン・パンと呼ぶのかも。地方名物ですかね。

かなり大きく、さすがに買えない。写真だけ撮っていたら、店から出てきたおじさんが、買ったパンを薄く切って分けてくれた。なんと嬉しいお裾分け。しかも筆者が好きな端の方。味はフランスパン・バケットと同じで美味しかった。


案内板にあるイスタンブールまでの距離がだんだん減っていく。この日はTosyaという町泊まり。

1泊44USドル、朝食付き
Wi-Fi強め・専用バスルーム・エアコン。


本日の走行距離:243km


9月15日(月曜):トルコのホテル、どこもけっこう朝ご飯はバイキングで充実している。沢山食べておけば昼ご飯は遅めでいい→そうすると晩ご飯はあまり食べなくなる→体重減るという好循環が発生すればラッキー。

この日の目的地はサフランボル、旧市街がオスマン・トルコ時代の街並みを残していることで世界遺産になった観光地。せっかくなので、旧市街ド真ん中の宿を予約した。サフランボルには2泊する。


本線E80を外れ右折、サフランボル方面へ。
サフランボル手前のカラビュク市内を通過。


到着しチェックインしようとしたがドアは開かない。しばらく待てば誰か来るだろとぼんやりしていたら、隣の家のおじいさんがやってきて宿の人に電話してくれた。少しして別のおじさんが現れた。結論から言うと、予約したホテルはキャンセルされ別のホテルに振り替えられた。費用のプラス・マイナスはない。で、後から現れたおじさんが振り替え先のホテルのオーナーだった。


←こっちのホテルを予約したが、

→こっちのホテルになった。

2泊でUS95ドル。


振り替え先のホテルのオーナー、ジェンギズさんは穏やかな人柄で建物のことを色々説明してくれた。

築200年以上前のオスマン帝国時代の建物で、ほとんどオリジナルだという。江戸時代ですね。
3階にある4部屋のうち一番広い部屋にしてくれた。元は民家なので昔はベッドはなく、窓辺のソファーや床に座って過ごしていたらしい。
こういう使い方ではない、ということでしょう。
天井の装飾もオリジナルのまま。
ここで問題です。部屋の壁際にある、左の扉は何用でしょうか?開けると何かがあります。答えはこのページの一番下に。。
1階食堂の天井、すべて200年以上。


本日の走行距離:198km


9月16日(火曜):朝ご飯を食べながらジェンギズさんと話をする。トルコも地震の多い国だけど、サフランボルは固い岩盤の上に街を作ったので地震の影響を受けず古い建物が壊れないという。


中庭の鶏が産んだ卵の目玉焼きや、中庭に生えてるイチジクの実も出た。
クロックタワーのある高台に登り街を見下ろす。
細い路地に入るとこういう感じ。



狭い路地のいくつかには、お土産やさんや食べ物屋さんが軒を連ね賑やかである。日帰りで立ち寄るだけではもったいない、古い建物に泊まって昔を感じるのがサフランボルの良さだと思う。


上のクイズの答え。

専用バスルームでした(トイレ・シャワー・洗面台)。

ただとても使い難いので利用しなかった。日本の狭小住宅でもこれはさすがに…。


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