2013年ミャンマーの旅:自転車持参でヤンゴン市内ぶらぶら観光(後編)

ミャンマーは旅行先としてはとても魅力的な国である。できることなら「バイクで世界一周」の旅程に組み込みたい。実際コロナ以前の2019年あたりまでは、非常に限定的な場合でのみミャンマー国内を外国人旅行者がバイクで走ることができたようである。その内容としては、①正規のビザを取り、②全ての日程で、現地旅行会社のエスコート付きで、③予め旅程を提出し、④法外な料金(5日程度で約1,000USドル前後らしい)を支払う場合という条件つきでの窮屈なツーリングであった。

こんな、バイク旅行者の足元を見るようなふざけたルールでも、インドからタイへとバイクで抜けられるルートは面白そうで無視できない。ただ、現在(2024年)のミャンマーは地域的な内戦でごたごたしているので、この限定的な方法でさえ使えない。今後の変化に期待したい。

さて2013年の旅に戻る。ミャンマーの仏教最大の聖地「シュエダゴン・パゴダ」に行ってみた。駐車場のすみに自転車を置いて、入場料を払って階段を上がっていくと黄金の仏塔が見えてくる。

入り口は東西南北の4か所にある。
中央にある高さ約100mの黄金のストゥーパ。
尖塔の一番上にダイヤモンドが飾られているらしいが、肉眼では見えない。
生まれた曜日を参拝するコーナーがあるので、行ってみると楽しい。
私は火曜日生まれなので、火曜コーナーで見様見真似で参拝。
火曜日生まれの同士たち。
はだしで歩くので、熱い場合もある。
いい光景ですね。

続いて寝釈迦で有名な、チャウタッジー・パゴダを見に行く。

全長65m以上、全高18m弱の見目麗しい巨大な涅槃像。
足の裏になんか書いてある。「あのくたらさんみゃくさんぼだい」か。違いますね、それは変身の呪文ですよ、レインボーマンの。


仏教関係は二か所も行けば十分なので、その他の場所も色々ぶらぶらしてみる。

アウン・サン・スー・チーさんの家の前で。
外国で散髪は面白い。
中国メーカーJincheng 250cc 白バイ。
チキン・ビリヤニ
通りを眺めながら、昼ごはんを食べる。
ヤンゴン中心部の大通り。四角い電柱がおもしろかった。


帰国日は最後にヤンゴン環状線に乗り、空港最寄り駅で下車し自転車で空港まで走る。

ヤンゴン中央駅。ここから乗る。
高架道路から見える、駅の反対側は車両置場。
自転車はそのままで乗車可能。
線路の保線具合が最低で、とにかく揺れるので写真もすぐ手ブレになってしまう。
乗客より荷物が場所を取ってしまう。行商列車のようだ。
周りの人たちが自転車を下ろすのを手伝ってくれた。
ヤンゴン国際空港への最寄り駅「インセイン」、空港までは数キロ。

駅から空港まで走り、ターミナルで自転車を分解し、輪行袋に入れる。カウンターでチェックイン、出国手続きの後、ANAラウンジで一休み。成田行きのANA便で帰国した。

もう一度、今度は地方を旅してみたい。できればバイクで。

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