身の程をわきまえずに、大きなものに挑戦するも早々に敗退。標高でいうと2600m辺りから峠の頂上まで、ほぼ自転車押し歩き状態となり、実質的にハイキングとなってしまった。それでも自転車と一緒に峠まで登ったので、記事タイトルは嘘ではないはず。
この台湾の武嶺という場所は、日頃から自転車ヒルクライムのトレーニングをしている人でないと、最後まで自転車を漕いで完登できない、そういう場所なのである。
10月中旬、特典航空券でエバー航空札幌⇔台北直行便を利用した。桃園空港から台中までバスで移動。さらに台中でバスを乗り換え出発地点となる南投県埔里(プーリ)に夜到着した。翌朝から自転車旅のスタートだ。
1日目、埔里からスタート。標高は約400m。
2日目、清境エリア北端にある宿をスタート。
だいたいこうなると初めからうすうす気づいてはいたが、それにしてもきつい登りだった。達成感はそれほど無いし、かといって高い志で挑んだわけでもないので悔しいという感情も全く無い。とにかく「もうやらない」という事だけは固く心に決めたのであった。
3日目、自転車はここで終了。宿泊した武陵農場のホテル近くから宜蘭(イーラン)行きのバスが出ているので、自転車を輪行袋にしまいバスに乗車する。
最終日、早朝桃園空港まで移動し帰国。帰路は札幌直行のエバー航空ビジネスクラス。
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