2006年韓国・全羅南道自転車ツーリング(3):朝鮮半島の南の最果てにたどり着く

全羅南道の沿岸部は、半島や島が多く複雑な地形になっている。宿泊地のマリャンという漁港もそんな半島の先端にある街で、海を隔ててコグムドという島が見える。(ドは島なのでコグム島という意味)

2月19日、そのコグムドに渡るフェリーに乗る。現在(2023年)は既に橋がかかり、フェリーは無いようである。

向こうに見えるのがコグムド。
車両はバックで乗船。作業の車が多く、観光らしき人は私だけ。
自転車を押して乗船する。
15分位で対岸のコグムドに。
島を南北に縦断し、次に南の端からワンドという島へ再度フェリーで渡る。
77号線で島の南側に向かう。

島を2つ経由していくルートをとることに、特に大きな意味はない。自転車でそのままフェリーに乗船したりするのがおもしろそうだし、無名な島を走るのも新鮮な気分になるかもしれないと思ったからだ。

コグムドからワンドへ渡るのも、現在は橋がかかりフェリーの運行は終了したようである。

この船にも車両はバックで乗船する。
20分程度で対岸のワンドに着く。
ワンドののどかな風景を行く。
本土側の地名が出てきた。
橋を渡って本土に再上陸。
昼ごはん、野菜と魚の定食。
さあ、ゴールが見えてきた。タンク(土地の終わりという意味)という表示に向かう。

大きな石碑には、韓半島最南端、タンクの文字。つまり「朝鮮半島の終わり」である。風景的には最果て感はないが、初めての自転車ツーリングなので達成感はあった。

マリャンからの走行距離は53km。この日は、近くの宿泊まり。


とりあえず計画した目的地まで走ることができた。一度経験してみると、改善したいところも見つかってくる。なにはともあれ「自由」な旅ができたことが収穫であった。

次回、2006年韓国自転車ツーリングの編最終です。

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