全羅南道の沿岸部は、半島や島が多く複雑な地形になっている。宿泊地のマリャンという漁港もそんな半島の先端にある街で、海を隔ててコグムドという島が見える。(ドは島なのでコグム島という意味)
2月19日、そのコグムドに渡るフェリーに乗る。現在(2023年)は既に橋がかかり、フェリーは無いようである。
島を2つ経由していくルートをとることに、特に大きな意味はない。自転車でそのままフェリーに乗船したりするのがおもしろそうだし、無名な島を走るのも新鮮な気分になるかもしれないと思ったからだ。
コグムドからワンドへ渡るのも、現在は橋がかかりフェリーの運行は終了したようである。
大きな石碑には、韓半島最南端、タンクの文字。つまり「朝鮮半島の終わり」である。風景的には最果て感はないが、初めての自転車ツーリングなので達成感はあった。
マリャンからの走行距離は53km。この日は、近くの宿泊まり。
とりあえず計画した目的地まで走ることができた。一度経験してみると、改善したいところも見つかってくる。なにはともあれ「自由」な旅ができたことが収穫であった。
次回、2006年韓国自転車ツーリングの編最終です。
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