2023年1月台湾・香港 食い道楽三昧の旅:美味いもの大全【台中編】

今年(2023年)の1月、かみさんと台湾と香港に行ってきた。私の台湾旅行は過去5回、かみさんはその倍以上の旅行歴があるので、行ってみたい観光的な場所はほとんど残っていない。

今回はただひたすら、美味しいもの探し、そして食べるだけの食い倒れ旅に終始した。9泊10日の日程で、訪問地は台中エリア・台北市内・香港ワンチャイ周辺のみ。どっぷりと食べ比べに浸かり、どれだけ体重を増やせるかがこの旅のポイントだ。

ブログの内容も、ほぼ食べ物オンリー。グルメサイトの真似なんかして、★マークを付けてみる。「すごい美味しい、絶品、自信を持って太鼓判」には★★★を、「美味しい、おすすめ、行く価値あり」には★★、「はずれはない、迷ったらここ」は★としてみました。あと、「まあ普通、悪くはない、ちょっとイマイチ」なところは記事にしてません。判断は我々個人の味覚によるのは言わずもがなです。

また、時系列(旅の日程順)ではなく、おすすめ順に紹介していきます。

目次

★★★大智路蕭爌肉飯

台中編、★★★の超おすすめは、大きな鍋でとろとろに煮込まれた、豚肉げんこつ大のかたまりがごはんの上にドーンと盛られたどんぶりめし。珍しい食材や凝った技は無い。B級グルメにふさわしい、直球勝負の店「大智路蕭爌肉飯」。

醤油ベースのタレは、シンプルで滋味深い味。口にすると、ほろほろとした柔らかい肉が、タレとごはんとが混ざりあった旨さに食欲を刺激され、最後まで箸が止まらない。

青菜はセルフで椀に盛るが、これだけでもごはん一杯はいける。さらに白菜や豆腐や煮玉子などの付け合わせも、手抜きのないちゃんとした味だ。

ここは台中の宝だ。立ち寄ったら、ぜひ試してみてほしい。一人NT$100もあればお腹いっぱいになるはずだ。

店は早く閉まるので、行くなら朝ごはんで。

★★天津苟不理湯包

次は★★の紹介。店名「天津苟不理湯包」、ここも一見すると、まさかここがおすすめグルメかと躊躇するかもしれない。しかし数分も観察していれば、「地元の繁盛店」であるのがすぐ分かる。途切れることなく客がやって来る。注意点は座ってゆっくり食べるテーブルや椅子が無いこと。持ち帰りと立ち食い専門だ。ここでは台湾の人に混じって、熱々の肉まんをその場でかじるのが旅の醍醐味。

メインは2種類のみ。肉汁あふれる肉まんと肉なしの野菜まん。サイドメニューは、タンパオとネギタンパオと卵焼き。あとはドリンク類。

午前中のみの営業、朝ごはん向けの店。


ここからは★のおすすめ店舗。あえて行ってもいいし、第1希望の店が閉まっていた場合の第2希望としても全く問題なし。

★初月

台中駅からはやや遠い北西にある、お粥と台湾料理の店。「初月」

種類は沢山あるので、けっこう迷うかもしれない。写真付きのメニューは無いので、グーグルマップの店の料理画像を見せて、注文すれば簡単だと思う。

お粥とチャーハンと宮保鶏丁。

多分何を注文しても、一定水準以上の料理が出てくるはずだ。


★沁園春

次も★一つのおすすめ店、「沁園春」。

台中駅から近く、メインストリートに面しているので分かりやすい。メニューは写真つきで、初心者でも安心。こういう店で色々と食べて、勉強をしてから台湾の中華料理道にわけいって行くのが、正規ルートであろう。

苦手な人も多い臭豆腐だが、夜市屋台のとは全然違うちゃんとした料理だった。
やや日本的なとんかつのチャーハン。味は文句なしで、まさにハズレなし。
はまぐりのスープ。生姜の効いた、うまみタップリのあっさりスープ。臭豆腐の後味をリセットするのにいい。

★呉記肉円

★一つの最後は、観光客はあまり行かない、台中と嘉義の中間にある斗六というところから。

肉圓と書いてバーワン、台湾料理だ。デンプンの皮の中に肉が入った、変わった食感の食べ物で、食事というよりもおやつ的な感じ。この店は斗六市場の細い路地にあり、少しわかりにくいかも。

右がバーワン、台湾中部のローカルグルメ。ぜひ食べてみてほしい。

おまけ

斗六には日本家屋もあった。
古い日本家屋を改造したカフェ。「凹凸咖啡館」、プリンが美味しい。
カフェの猫、ちょっとはにかみ屋さん。


以上台中編でした。次回は台北・香港編です。

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