2008年ヨルダン・シリア・レバノン 自転車ツーリング(4):ローマ時代の神殿が残る世界遺産バールベックへ

ツーリング6日目、早起きをしダマスカスを後にして、3か国目のレバノンに向けて走り出す。

ダマスカスは案外居心地の良い所だった。古くから栄え、都市としての奥の深い歴史のせいか、例えばヨルダンの田舎とは違う洗練された雰囲気が感じられた。機会があれば再び訪れてみたい、そんな街だ。

シリア国道1号線を行く。
遠くに霞んで見える山、アンチレバノン山脈だ。あれを越えその先がレバノン。
国道沿いに小さな店があっておじさんが手招きをする。紅茶を振舞ってくれた。
アンチレバノン山脈の本格的な上りになる。
シリア人のお姉さんも応援してくれる。
国境地帯に入った。休憩していたら、左の丘の上にいた軍人に「止まらないで早くいけ」と、警告された。
シリア側出国イミグレーション。
レバノン側マスナア国境、レバノン入国。


1980年代のレバノン内戦のニュースを見ていた頃からすると、レバノンを個人で旅行できるとは思ってもみなかった。

静かな町並みが続く道を北に向かい、世界遺産バールベックへ行く。
ものすごい程度のいいメルセデス・ベンツW110、ドライバーのおじさんが手を振ってくれた。
レバノン・ポンド札とビールのラベル


世界遺産バールベック、中東三大遺跡(あとの2つは、ヨルダン・ペトラ遺跡とシリア・パルミラ遺跡)で2000年前のローマ神殿の遺跡が残る。

筆者、建築とか遺跡とかはさほど興味がないので、「なんかすごい」部分の写真だけ撮って、ぐるっとひと回りしただけの見学である。

ジュピター神殿の大列柱
バッカス神殿


この日は、バールベック市内の宿泊まり。

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