2019年スリランカ自転車ツーリング(5):ジャフナから最北部地域を巡る

スリランカ北部はかつて内戦のあった場所だ。1980年代初頭〜2009年まで「タミル・イーラム解放のトラ」と政府軍との内戦があり、とても旅行なんてできない地域であった。どういう所なのか興味があったので、和平になってだいぶ経つこの年に思い切って行ってみることにした。スリランカ中央部の紅茶の産地のヌワラエリヤに行って、茶葉の段々畑を見学し工場蔵出しの紅茶を飲んだりする観光より、ちょっときな臭い感じのする地域の方が筆者はなんとなく惹かれてしまうのである。

7日目(1月28日)、北部の中心都市ジャフナには夜行列車で朝着いたので、宿はまだチェックイン前。荷物だけ置かさせてもらい、軽くなった自転車で探検に出る。

北部はタミル人地域なので、南インド料理とほぼ同じ。朝ご飯はドーサとカレー。
通りを走って見かけた床屋さんで散髪をした。外国で散髪はこれで10か国目。
予想よりちゃんとやってくれた。


スリランカの最北部を目指し自転車を走らせる。ジャフナ駅から20kmくらいで海岸線に出た。

ヒンズー教の寺院の隣にある沐浴施設。海水プールではなく真水が下から湧いているらしい。
スリランカのほぼ最北端。ホントの最北端はもう少し東にあるけど、めんどくさいので行かなかった。

もと来た道を戻ってジャフナへと帰る。

あちこちにあるヒンズー教寺院。
ジャフナで昼ご飯。南インド料理、ここは美味しい。オススメです。地図載せときます。
CD200、この200ccエンジンを自分のCD125Tにポン付けできるんだろうか?
こちらはCD125T、キャブレターがVM式なので最終型かしら。キャリアが日本のモデルよりでかい。


ジャフナには2泊、宿は駅に近い所で若干高いけど、まあまあ良かった。

ジャフナ駅
晩ご飯もインドカレー。スリランカカレーより筆者的にはインドカレーの方が好み。


8日目(1月29日)、スリランカ自転車ツーリング最終日、この日は海の上を通る道を走り、道が尽きる所まで行ってみる。片道33km。

ここでから先は道はない。近くの島に渡る渡船と何隻かの漁船がいるだけだ。


しばらく佇んだあと、もと来た道でジャフナに帰る。

17世紀にオランダが造ったジャフナ要塞の中を散歩する。
賑やかなジャフナ市街に戻ってきた。
昼ご飯は昨日と同じ所で南インド料理。これにて自転車ツーリングは終了。


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