2019年スリランカ自転車ツーリング(1):シンガポール航空ビジネスクラスで行く、スリランカの旅

バイクや車で世界一周するときに、魅力的なんだけど物理的に行きにくい国がある。それが「本土とフェリーでつながっていない」国で、例えばマダガスカルやキューバやインドネシアだったり、今回のスリランカもそういった国の一つである。反対にフェリーで上陸できるのが、イギリスやアイルランドやシチリア島で、これらは簡単に行くことができる。なのでバイクで行くには困難な所は自転車の出番になる。

2019年1月22日から31日までの日程で、真冬の北海道を抜け出し熱帯のスリランカを自転車で旅してきた。10日間程度の休みではマダガスカルは遠いし広すぎるので、自転車でもそこそこ回れそうなスリランカにしたのである。

行き先が決まれば次は航空券の手配である。この時も半年前くらいに予定を考え始めたので、安いビジネスクラスが出てこないか暇があればネットで航空券探しをしていた。安い航空券に出会うのは偶然で、その日に購入しないと数日後には消えてしまったりする事もある。残りの席数とか季節の需要とか為替とか、いろんな要素をスーパーコンピュータが計算して、その結果で販売価格になっていくのでまさにタイミングでしかない。

定期的に覗いていたシンガポール航空でキャンペーンをやっていて、関空/コロンボのビジネスクラスの割と安いのが出たので、思い切って購入した。サーチャージ・税その他込みで200,170円。2018年の秋のことである。

そして翌年の2019年の1月21日、千歳から関空へと移動。千歳/関空の往復は、例によって特典航空券を利用した。

1日目(1月22日)、関西国際空港のシンガポール航空ビジネスクラス・チェックインカウンターに向かう。箱に入れた自転車を預ける。搭乗するのは午前11時発のシンガポール航空SQ619 便、シンガポール行き。機材はA380-800。フライト時間は7時間10分。

並んだり待ったりすることのないビジネスクラスのカウンター。
保安検査場の優先レーン。ここも並ばなくていいので助かる。
準備中のA380が見えた。2階建てで4発エンジンの巨大な機体。SQ619便シンガポール行き。
SQは関空ではJALのサクララウンジを使う。JALのラウンジは初めて。
搭乗案内が出たので機内へ。通称「運命の分かれ道」を右に進む。
ビジネスクラスはアッパーデッキなので、上に伸びるボーディングブリッジを歩く。
ひと昔前のファーストクラスのような広いスペース。しかし2019年はまだ旧タイプ仕様なので、すでに所々ヤレが見られた。
短足な筆者では、足を伸ばしきってもまだ余裕がある。
ウエルカムドリンクをもらって、離陸までの時間を楽しむ。
安定飛行に入ると、食事前の飲み物のリクエストを聞きに来るので、シンガポール航空名物のカクテル、シンガポール・スリングをいただく。
付け合せは、これもシンガポール航空名物のサテー。ピーナッツソースが美味しい。
少しすると食事の時間になる。テーブルにクロスがひかれ、まずは前菜から。
メインは牛肉のショートリブ(骨付きバラ肉)、シンガポール航空の食事は美味しい。
デザートはオレンジのタルト。
最後にチーズ各種とコーヒーで締め。お腹いっぱいになりました。

スリランカ・コロンボへは乗り継ぎのため、ラウンジで一休みする。チャンギ国際空港はシンガポール航空の本拠地なので、ラウンジは充実している。スターアライアンスゴールドメンバーでも搭乗がエコノミークラスの場合は、クリスフライヤー ゴールドラウンジ、ビジネスクラス利用者はシルバークリスラウンジとなる。

5時間の待ち時間があるので、こういったラウンジはとてもありがたい。
Wi-Fiも早く、時間つぶしには最高
食べ物も飲み物も豊富で、クオリティーも高い。


第2区間は、コロンボ行きSQ468、機材はA330−300。フライト時間は3時間50分。

前菜はエビにサラダ。左のお皿はパン待ち。
メインはラムチョップ。
アイスももらって、夜遅いのに満腹。


コロンボ到着は現地時間の深夜0時。日本との時差は3時間30分。

両替をし、次にSIMカードだが自分のスマホの周波数と合わないのか、空港のSIMカード屋さんのは買えなかった。SIMカード屋さんのカウンターでかなり時間を無駄にし、タクシーでコロンボ市内のホテルに向かう。

この日はこれで終了。

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