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カンボジア:久しぶりに訪れたアンコールの街は、移り変わりが面白かった

アンコールワットのある街シェムリアップ、前回2008年に一度来たことがあるので16年ぶりの訪問。もう激変、別人28号ですよ。道路はフラットに舗装され、信号が増え、セレブ向けの磨かれた大きなSUVが走っている。夜はLEDの派手な装飾が灯りその下を多くの旅行者が歩いている。通り沿いには屋台が連なっている。昔の緩かった感じはもうあまり無いが、それはそれでいいと思う。地元の人にとっては仕事になり収入が増え、子供が学校にちゃんと行けるようになったり欲しい物が買えるようになったことだろう。

だけどやっぱり匂ってくるのだ、中国臭が。街を歩けば簡体字の店があり、郊外には団体向けの巨大なホテルが建ち、アンコール遺跡のチケット売り場は、新しく不釣り合いなほど大きくリニューアルされ完全に中国っぽい造りだ。また極めつけは新空港。去年2023年10月にオープンしたのだがかなり遠い場所にある。大きな飛行機の離着陸のための長い滑走路が欲しくて新空港を作るのはよくあること。中国の金の臭いがプンプンします。いや、むしろ中国は影響をひけらかしているのだ。

シェムリアップの街中まで1時間はかかる場所にできた。周囲は本当に何も無い。
中国の企業が建設、運営。
中国国内の高速鉄道の駅もこんな感じであった。ただ大きく建てただけで、導線が無駄に遠く、便利施設は異様に少ない。


シェムリアップで滞在したホテルはリゾートな雰囲気の「ゴールデン テンプル レジデンス」。宿の紹介は、本ブログでは力を入れてないのであっさりめでいきます。

きれいな池かと思ったら泳いでいる子供がいたので、これはプールです。
そのプールの隣にあるレストラン。ビュッフェ朝ごはん付きで美味しかった。

出かけて戻ってきたら冷たいタオルをくれたり、いろいろ居心地の良いホテルだった。さすが高いホテルは違う。おすすめです。


一応アンコール遺跡の写真ものせておきます。

暑苦しく見苦しい写真をのせてスイマセン。クリックしても拡大しません、自主規制です。
樹木が寺院を飲み込むので有名な「タ・プローム」、以前はこういうつっかえ棒はなかった。
「バイヨン」での彫刻の一つ。真ん中のは恐竜らしいとガイドさんが言っていた。12世紀の建築なのになぜ恐竜が掘られているかは、謎らしい。


カンボジア料理は味付けが甘めで、スパイスの風味も少ない。好みが分かれるところ。筆者は好みではない。

カレー、味は美味しい。甘口でお子様カレーっぽい。3USドル。
牛肉と玉ねぎの炒め。洋食風な見た目。味は甘辛(甘め寄り)。4USドル。
ビール小瓶、1.5USドル。


2泊3日の滞在後、シェムリアップ⇒ハノイ⇒インチョン⇒千歳と乗り継ぎ、帰国した。

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