ベトナム(3):ハノイB級グルメ食べ歩き情報、厳選6店舗とおまけの2つを紹介(旧市街エリア)

「地元の人で繁盛している店は美味しい」という法則は、どこの国に行っても正しいと思う。また外国人に人気があるような店も、それなりに理由があって美味しいものを提供しているはずだ。アンテナは常に美味しいものがありそうな方向に傾けていたい。

この旅でのハノイ滞在中も、そういう食堂をメインに食べ歩いた。いずれも完全にB級グルメのジャンルなので、「ちゃんとしたレストランじゃなきゃ嫌だもん」的な方の参考にはなりませんので。


目次

フォー:フォー・ザー・チュエン

フォーは1杯6万ドン、油条は4本で1万ドン。計約460円。
混んでいるので地元のおじさん達との相席だ。

周りの人はみな油条と一緒に食べていたので迷わず発注。肉は牛肉のみで生肉とのミックスを注文。生肉は熱いスープと混ざればすぐ生っぽさは消えるので、気になる人でも大丈夫と思う。

ブン・チャー:Bún Chả Hàng Quạt

右上のはお好みで加えるチリと生にんにく。揚げ春巻き2本と合わせて8万ドン。約520円。
この奥に10数名分の席がある。

店頭にぶら下がる赤い幕の奥を覗くと、おばさんが肉を焼いているのが見える。間口はとても狭く、食べ物屋さんが営業しているようには見えない。促さられるままに進むと、小さな椅子とテーブルの席が現れる。メニュー表はなし。揚げ春巻きも食べたい場合は「ネム」と言おう。ガイドブックなどに書いてある「チャーゾー」と言ってもハノイでは通じません。

チャーカー:Cha Ca Thang Long

揚げ春巻き2本付きのセット価格、有料のお茶1杯とで、税込み約20万ドン。約1300円。
奥にある店の建物の2階ベランダに巨大な魚のオブジェクトがあって面白い。

漢字が書いてある門が店の入口。混んでると門をくぐってすぐの所から席になっているが、せわしないので奥の建物の中を希望しよう。「チャーカー」はハノイ名物、軽いカレー味にした雷魚と香草の炒めで、ブン(米の麺)にのせ、タレを少しかけて食べる。運ばれて来ると店の人が一通りやってくれて、あとはセルフで炒めて適当に食べる。

土鍋ごはん:Quán Cơm Tay Cầm – Bún bò Huế

メニューの種類はいろいろあって、写真は鶏肉の土鍋8万ドン。約520円。青菜炒めは別発注。
ホアンキエム湖の東南側なので、旧市街からだとやや遠いかも。

ブンやフォーばかりだと、なんとなく物足りなく米を食べたくなる。味のしみたこの炊き込みご飯は最高、日本人ならリピートしたくなる味付けの料理。他のおかず類もおいしい。

バインミー:Bánh mì Trâm

シチューは5万ドン、ステーキ鉄板焼は8万ドン。2つで約850円。
子供連れも多くて味も雰囲気もファミレス・ハノイという感じ。

通常バインミーと言えばバゲットに肉や野菜をサンドしたやつを想像すると思う。現地ではこういった食べ方もある。写真はB級ビーフシチューで、これにパンを浸して食べる。また鉄板に付け合せの卵やフライドポテトと一緒に熱く焼かれた、薄いB級ステーキバージョンもあって、こちらもサンドにして食べてる人はいなかった。

バインミー:Banh Mi Hoi An

ホットドッグでもなくハンバーガーでもない。このパンが美味い。写真は一押しメニューのスペシャルで4万ドン。約260円
オーダーを受けてから作るので、それなりに時間はかかる。最後にトースターに入れてカリカリにして出来上がり。

こっちがおなじみのバインミー。旧市街のこの辺りは夜市が出ていて、とてもにぎやか。この店は、私が並んだ時は全員ベトナム人以外の旅行者であった。特に西洋人にとっては、米の麺ばっかりだとかなり飽きてくると思うので、こういう所が助けになるのだろう。またハノイで食べた全てのバゲットは必ず美味しかった。あとは具の良し悪しで人気店になるかどうかの分かれ目となるに違いない。

おまけ①:カフェ

旧市街のあちこちに点在するカフェ。どこもこんな感じの低くて小さいテーブル+椅子で、通り側に向いて座るようになっている。ベトナム式の濃い「ブラックコーヒー」、1杯3万〜3.5万ドン。この店はお茶がサービスだった。


おまけ②:カレー屋さん

私が入った時は、他は全員西洋人だった。ある種の逃げ場になっている感じ。旧市街はけっこう散歩したけど、中華料理屋さんには、あまり気づかなかった。需要が少なめなのか。


以上ベトナム・ハノイのB級グルメ情報でした。

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