ベトナム(2):ハノイでベトナム料理のクッキングスクールに参加してみた

旅先で料理教室に参加するのはこれで3回目。去年夏にクアラルンプールでマレーシア料理教室、バンコクでタイ料理教室。どれも特徴があって、それぞれ面白くてオススメ。あえて優劣をつけるとしたら今回のハノイのが1番良かった。

参加したのは「Rose Kitchen Cooking Class」、日本でネット予約してカードで前払い 45USドル。ホテルがハノイ旧市街であれば無料の送迎つき。予約日の前日に再確認メールがきて、ピックアップの時間を教えてくれる。

3月11日(月曜)午前9時過ぎ、まあまあ約束の時間にお迎えの車がやってきた。混み合った旧市街を少し抜け、途中のローカルな市場に寄り、食材の説明と買い物をしてから教室に向かう。


お迎えのメルセデス商用車バン。
こちらが今回の先生Mangoさん。
くせのない英語で聞き取りやすい。持っているのはサラダに使うバナナの花。


教室の会場は住宅街の中にあって静か。
今回参加したのは7名。国籍はバラバラ。


挑戦するメニューは3品。バナナの花のサラダ・揚げ春巻き・ブンチャー(豚肉のつけ麺)。

筆者はバナナを食べられない(嫌い)ので少々心配していたのだが、果実の部分でなくバナナの花を使うらしい。それでもバナナの花なんか見たこともないので、全く未知の食べ物である。バナナの花、大きさはボーリングのピンを一回り小さくした感じで、見た目は巨大なミョウガのよう。食べるのは皮?をむいた中身の白い部分。

バナナの花のサラダ。切り干し大根のようなのがバナナの花を輪切りにしたやつ。その他パイナップルやスターフルーツ、エビなどetc…。タレはライムとニョクマムと砂糖。左の白いせんべいにのせたりして食べる。味は酸っぱい系、タイのソムタムにも似ている。
それぞれ手分けして食材を切ったり、混ぜたりしていく。合間のどうでもいい会話に積極的に加わることで、英語の訓練になる。



次は揚げ春巻き。街の食堂でそこら中で食べられる一般的なものなので、だからこそ作ってみたくなる。今回の具(ボウルの中身)は豚肉・きくらげ・椎茸・春雨・玉ねぎ・ねぎ・にんじん。

よく混ぜて、一口サイズを取り、春巻きの皮に巻いていく。
全員で作った揚げ春巻き。
揚げ春巻きは2度揚げ、その方がカラッとして美味しいらしい。油の温度は170℃くらい。
「あたしを撮って」と言われて撮ったが、ピントが奥の若干やる気のないお兄さんに合ってしまった。おばさん、ごめん。
揚げ春巻き、出来上がり。


最後はブン・チャー。これも街中で普通に食べられる麺料理で、要はつけ麺。汁の中に豚のバラ肉と豚肉のミンチが入っていて美味しい。ブン(白い米の麺)は市場で買ったやつ。汁は用意されているので我々は肉を焼くのがメイン。

タレに漬け込んだ肉を一口サイズにして、網に挟んで焼く。
香ばしい匂いが立ち込める。焦げ目がついてくると、そろそろ出来上がり。
写真は街の食堂で撮ったやつ。右のブンを汁に浸して食べる。汁はやや甘い系。


全部できたらみんなで試食タイム。

エッグコーヒー。卵黄・コンデンスミルク・はちみつをとろみがつくまでよーく混ぜ、濃いベトナムコーヒーの上にのせて飲む。イメージは飲むより食べる感じで、スプーンでかき混ぜずにプリンを食べる感じ。
楽しい試食タイム。こういう場に参加するときは何かバカバカしい話しを用意するといい。ハエが飛んできたので、「日本のサムライは箸でハエを捕まえられるんだぜ。見てろよ」と言ってやってみせたが、当然ハエに逃げられたので、やっぱりウケた。
最後にお約束のグループ写真を撮り、13時過ぎに終了。


以上ハノイでのベトナム料理教室の様子でした。旅先にハノイが含まれる場合、参加してみるとどうでしょうか。半日楽しい時間が過ごせます。

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