マレーシア(3):クアラルンプールでマレーシア料理のクッキングスクールに参加してみた

7月27日(木曜)、パソコンを打つ指は黄色いままだ。ターメリックの色は数回手を洗っただけでは落ちないようだ。

海外旅行に行く楽しみの中で、土地の食べ物を色々と食べる事がいつしか大きな喜びになっていた。食文化に魅せられようになると、その秘密を少しでもほどいてみたくなる。食べるだけでは分からないから、ちょっと深い所まで降りて探りに行こう。その味はどうやって作られるのか。


今回私が入門したのは、「LaZat Cooking Classes」という料理教室。

人気の教室らしいので、まだ日本にいる時から早めに予約をしておいた。RM.350 約1万円強だからややお高め。

今日作るメニューは3種類。「カピタン・チキン(カレー的なもの)」と主食の「ロティ(パン)をネット状にして焼いたもの」とデザートの「オンデ・オンデ(餅の中に黒糖蜜)」を作る。

午前9時半集合、メンバーはイギリス人、アメリカ人、オーストラリア人の女性3人と私。とても肩身が狭い。

先生は「POPO」さん(ニックネームだろう)、シンガポール航空で10年CAとして働いていて、その後料理に興味が湧いてここで働くようになったと言っていた。私もイングリッシュネームTEDと自己紹介をした。


まずはメイン料理から。

ある程度食材は一人分の分量がスタンバイされている。
野菜とハーブ類を切る。

右上から時計周りに、ジンジャー、にんにく、チリ、エシャロット(小タマネギ)、ターメリック。

画像の他にキャンドルナッツやエビの発酵ペースト等。

切ったら石のスリコギですり潰していく。

最初に長ネギをすり潰して、次々と素材を投入。
ターメリックを入れると黄色に。
ペースト状になったらゴール。
銅鍋で火を通す。

この後、水・鶏肉・ココナツミルクを入れ煮詰める。(後日レシピがメールで来るので更新します)

楽しいけど、別の意味で厳しい。


カピタン・チキンは一旦火からおろして、次はデザート。

米粉にパンダンリーフで色をつけた水を入れ、手でこねてまとめていく。手前の黒いのが蜜。

一口サイズになるように、生地を薄くして中に蜜を入れ、手の平で丸くしていく。沸騰したお湯に入れ、浮いてきたらお玉ですくって、ココナツフレークをまぶして完成。

けっこう難しく、蜜がはみ出てしまう。

最後はロティ。おしゃべりをしながら進んでいくが、女子ばかりでキャッキャウフフの世界。無理があるよな。

粉にスパイスを入れ水に溶いたら、専用の容器でネット状になるように焼く。
火が通ったらヘラで取って、食べやすく畳む。
この後、最初のカレーを温め直して終了。


午後1時頃に試食タイム。自分で作ったローカルフード、感慨深い。味もその辺の食堂で食べるのと同じだ。

実は国内含め、これが初めてのスクール参加だった。これからもいろんな国でクッキングスクールに参加できたらいいなと思う。

次は、タイのバンコクでも予約しているので、その様子も記事にアップする予定だ。

とてもいい経験ができた。旅の新しい楽しみが、明るく点灯したような実感だ。

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