タイ(4):バンコクの新しい終着駅、クルンテープ・アピワット駅から新交通に乗りシーロムへ

8月9日(水曜)、列車は今日も1時間弱の遅れで、これで5日連続(本当はもっとかも)。泊まっていた宿の3階食堂から線路がわずかに見えるので、朝のコーヒータイムに自分の乗る予定のバンコク行きが通過していく時間を、昨日まで何となく観察していた。遅れは30分でも1時間半でもなく、だいたい1時間ちょっと。いっそ、そういうスケジュールにすればいいのにと思うが、そんなことも含めてタイの鉄道らしい。

それでも万が一、時刻通りの運行だとまずいので一応出発予定に合わせて駅に来たが、やはり列車は遅刻だった。ま、いいか。

発車の合図は、鐘を2、3回鳴らす。
ホアヒン駅は特に王様の飾り付けは念入りにしてあった。
高架化工事中のホアヒン駅。

乗車したのは38+46番列車、ハジャイから北上してきた時と同じ列車で、席はエアコン無し2等座席にしてみた。窓全開にうるさい扇風機の車両は情緒的には、ローカル線ぽくて話のネタにはいいのだが、終点バンコクまで4時間、汗ベタベタになった。

その終点バンコクは、かつての「フアランポーン駅」から新しい「クルンテープ・アピワット駅」に移管中。巨大な駅だ。そう言えば、到着時刻は12:05、ぴったり定刻。どこかで1時間の遅れを取り戻したようだが、そんなダイヤって可能なんだろうか?

真新しいプラットホームに、ぼろい客車列車はやや違和感あり。
5面あるプラットホーム、オーバースペック気味?
広い駅構内の端にフードコートがあったので、昼休憩。
一息ついたので、MRT(地下鉄)青ラインのバンスー駅へ歩く。
広い空間にぽつんと、寂しげにアピールしてあった。

筆者のタイ旅行はこれで4回目だが、2回目の2009年イサーン自転車ツーリングと3回目の2020年北部ドライブの時は、バンコクは空港利用のみで、市内には立ち寄っていない。

ということは、1986年の初訪問以来、37年ぶりのバンコクなのだ。何もかも全て初めてのような印象だ。その時、ドンムアン空港から鉄道で終着駅のフアランポーン駅まで乗った記憶だけは残っている。



手持ちのクレジットカードをそのままタッチで改札を通過、すごいですね。

MRTは改札で、非接触対応のクレジットカードであれば、suicaなんかと同じ要領で電車に乗れるのが便利。

一方BTS(高架鉄道)は「ラビットカード」という専用の電子マネーを買った。共用できればもっといいのだが。

エアコンがバッチリ効いて具合がいい。


BTSのChong Nonsi駅で下車。
宿に入り、ヤボ用を済ませ周囲の探検に行く。土日を除き、最終日までシーロム地区を根城にする予定。

本日はここまで。

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