1996年中国・ラオス・ベトナムの旅⑤:古都ルアンパバーンと首都ビエンチャンで垣間見た、あつい信仰心

けむった朝もやの中、遠くにかすんだ通りの角からオレンジ色の袈裟を纏った托鉢のお坊さんたちが、静かに静かに近づいてくる。

先頭は少年のお坊さんで、丸い入れ物を持っている。歩道には住民が供物を準備して待機している。

托鉢の列は全員で百人以上はいそうな感じであった。人々は丁寧に、お坊さんの持つ容器に食べ物などを入れていた。


ルアンパバーンを散歩する。街なかにはあちこちに寺があり、境内ではお坊さんたちが仕事をしたり、休んでいたりするのが見えた。


ご飯の小さなおだんごが3つ、宿の玄関の手すりに置いてあった。毎日取り替えていた。
どんな意味なのか尋ねたと思うが、忘れてしまった。


船に乗りメコン川対岸の村へ行ってみた。
子供たちの他、七面鳥も近づいて来た。
素朴な暮らしが残っていた。


メコン川を遡って行く。
パク・ウー洞窟に着いた。
洞窟の中は無数の仏像。


11月21日から24日まで4泊したphoun sab guest houseの オーナー夫妻。居心地のいい宿であった。

こちらの女子。同宿だったフランス人家族の一人で、ときおり会話をした程度なのだが、ルアンパバーンを去るときに挨拶をしてくれた。

「フランス式だよ」。お互いに左右の頬をつけて「チュッ」と音を出しすビズというやつ。

日本人にはめずらしい習慣を体験できた。旅のはからいに感謝したい。


1996年当時、ルアンパバーンと首都ビエンチャンの間には「山賊?」が出没し、陸路で移動するバスやトラックが狙われるという危険情報があった。「ホントの話か?」という感じでもあったが、空路で行くことにした。$46であった。

ルアンパバーン空港の旧ターミナル。
ラオス航空国内線でビエンチャンへ。
着陸後CAさんを撮らせてもらった。

ビエンチャンに着いた日は、ちょうどラオス最大の祭「タートルアン」が開催されていた。翌朝まだ暗いうちから見学しに行った。みなさんきれいな服を着て寺を訪れ、お供えと合掌をし、思い思い記念撮影をしていた。


ちなみに、これら集合写真は
撮影をするカメラマンがちゃんといて、
私が横で便乗撮影させてもらったもの。

翌11月26日、ビエンチャンからベトナム・ハノイに移動。

ビエンチャン→ハノイ$70
ビエンチャン・ワットタイ空港
ラオス航空のB737(第一世代)

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