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1996年中国・ラオス・ベトナムの旅(完):サイゴン滞在とメコンデルタ周遊

メコン川は東南アジアで最長の河川である。その源流はチベットから流れ出し、中国雲南省西双版納からラオスに入るとルアンパバーン、ビエンチャンを通り、ラオス・タイ国境を流れ、カンボジア国内を潤し、最後にベトナムに入ると巨大なデルタを形成し南シナ海へと注ぐ。

今回の旅は、メコン川に沿って豊かな歴史をつむいできた地域を、はからずも見て回るものとなった。メコン川の終わりのように旅の最終はメコンデルタ地域の周遊である。

1996年当時のベトナムは、ドイモイ政策が軌道に乗り始めた時期だったようで、観光の面でも多少大雑把ではあるがそれなりに機能していて、おもしろい風景などを見る事ができた。

ベトナム・ドン

ファングーラオ通りの旅行会社「シンカフェ」のツアーを利用した。例によって、パンフレットなどは紛失してしまったので、日程や料金、詳細なポイントは不明のままだ。たしか5泊6日でメコンデルタを巡るけっこう充実した内容であったと記憶している。


まずはカオダイ教の総本山寺院を見学。

カオダイ教寺院内部には信者が大勢いて、熱心になにかをしていた。
5つの宗教を混合したのがカオダイ教で、この「天眼」が至上神らしい。
見ても、なんだかよくわからない。


続いてクチ地下道。全長200km以上掘られた多層・横穴式のゲリラ戦用のトンネルで、会議室、食堂、野戦病院などもその中に作られていたという。

概要の説明を受ける。
罠や仕掛けなどの説明もある。
私もトンネルの出入り口を体験。


メコンデルタ各地を訪ね、地方の生活や産業などを垣間見ることができた。

水路を使うツアーで、
ちいさな村を巡り、作業を見学。
米粉で春巻きの皮を作っていた。
ヘビを触らせてくれた。
ヘビ酒
ヘビの肝
ここも水路を巡り、
なにかの野菜を栽培しているのを見学。
どこかの川で
どこかの水上マーケット


全体画像でないのが残念だが、ルノー・ドーフィンで営業していた個人タクシー。
最後ファングーラオ通りからタンソンニャット国際空港までこのクルマで行った。

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