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バイク保管用のガレージを自作した記録(後編):屋根〜完成

素人がDIYの本やネット情報を参考にして進めている工事なので、セオリーも正解も不明のまま適当に作っていく。キットではないので、説明書はもちろん設計図もない。

目次

屋根

屋根は、片流れ屋根で一寸勾配(底辺100で10上がる)の傾斜をつける。

壁同士の強度を高めるため「頭つなぎ」をする。壁パネルの最上部にもう1枚ツーバイ材をのせ固定。
垂木を受ける桁は、90mmの角材で3か所。一寸勾配になるよう真面目に計算して、桁に高さをつける。
桁の固定は、コーススレッドの斜め打ちとシンプソン金具の併用。
垂木を受ける桁には、全て切り欠きをして垂木が傾斜と並行になるように細工をした。
なんとなく小屋らしくなってきた。


野地板(12mm合板910×1820mm)を垂木に固定する。
屋根の「下葺材」を張り、2×6材で4面に「破風」を付ける。最後に「ケラバ水切り」板金を付けて屋根の下地作業が終了。
安いトタンの波板を張り屋根終了。これで雨天でも小屋の中で作業ができる。

防水シート張り

バイクガレージとは言え、本物の家と同じように壁に防水シートを張る。

軒先の様子。垂木を受ける桁はシンプソン金具で垂木と固定。桁を支える柱は2×4材を3枚合わせて柱とする。
桁の反対側の支えは、カーポートの梁に乗せて固定。このカーポートも自作品。
屋根の防水材が余ったので下半分で使う。白い方は通常の防水透湿シート。
窓わくを付けた。

下見板張り

下から順に板を張っていく。下側の板に、上の板が重なるように張っていく。均等に張っていくのがきれいに見えるポイントだ。

板張りはサクサク進んでけっこう楽しい。
下見板張り終了。
「見切り」より上の部分は方向を変え、左右重ねずに縦に張っていく。
正面の軒の下側は、垂木を逃がす切り込みがけっこう面倒だった。
そして、外側の板張りが終了。

塗装〜完成

ガレージメイン部分は黄色っぽい色にしてみた。
窓はポリカボネート、扉大小を取り付け、四隅の角は板で合わせ目を隠す。
完成。

完成まで約2ヶ月、費用は計算していなので不明。30万円くらいだったか。もっとしたかな?

竣工から5年経過、現在(2023年)

こういう写真をタイとか台湾の人に見せるとかなり受ける。
最大積雪はこれ以上のときもある。雪の重みにも耐えてるので、自作でも問題なし。
冬支度。バイクと入れ替えのため、除雪機を出す。外壁の塗装がだいぶ傷んできた。
ガソリンは満タンにし、バッテリーを外し、クラッチ張り付き防止対策でクラッチレバーを切った状態にしておく。来春までバイクは冬眠だ。

以上バイク保管ガレージの自作記録でした。

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