【永久保存版】日本人の99%以上が知らない、青島ビールの秘密を大公開!

ぶっちゃけどうでもいい小ネタにも関わらず、大袈裟な見出しを掲げておいて実は大した事ないという、ネットでよく見る典型的なやつです。

実際日本人はおろか、中国人でも山東省の青島市民くらいしか認識してないと思うので、どこかで中国人に得意げに披露すれば、もしかしたら微弱な反応くらいなら返ってくるかも。という非常に使い勝手の悪い&恐ろしく価値の低い情報である。

それじゃあいきますよ。

青島ビール(チンタオビール)、日本のスーパーマーケットでも売っている所は多いので、見たり聞いたりしたことはあると思う。有名なのは間違いない。味は普通で、可もなく不可もなし。

まず、ラベルのデザインに注目してもらいたい。

「TSINGTAO」という赤い文字の上に円形に囲まれた青い部分が見える。(次の画像で黒くマークしたところ)

よく観察すると、小さい小屋のようなものと波の模様があるのがわかる。


これ、実在する。


これだ。ラベルのデザインにあるのはこの桟橋。青島湾に突き出た、最初1891年に作られたものだ(現在のは改修後のもの)。

その後青島はドイツに占領され、それがきっかけでビール生産が始まるのである。

話しとしてはこれでおしまい。特におもしろいわけでもないが、青島市民の誇りであるのでちょっと紹介してみた。

「あんた、やけに青島推しじゃねえか」と言われそうだが、実は以前仕事で中国駐在だったのが青島市だったからで、今も多少の郷愁とシンパシーは残っているわけだ。

桟橋は歩行者に開放されているので自転車で行ってみた。まあどうということない。所謂がっかり観光地の一種だ。
旧市街には青島ビール博物館があり、こうした昔の設備等が見学できる。試飲コーナーもあり、ちょっとした暇つぶし観光にはなる。
隣接してビール街があって、工場直送のビールが飲める。


1986年の中国旅行の時に飲んだ青島ビールの瓶の古いラベル。やはり桟橋の建物がデザインされている。

中華料理で飲み会なんかのとき、青島ビールが出てきたら、このうんちくを思い出して披露すれば、とりあえず3分くらいは場が持つのではないでしょうか。

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