世界一周の旅では必須、どこかで必ず利用する場面がやってくる「ダミーチケット」について

世界一周的な長期海外旅行を目論んでる人にとっては、知っていると役に立つ情報です。言い換えれば、ほとんどの旅行者にとっては必要のない話しとなります。国際線片道航空券で入国する際のテクニカルな内容です。

違法ではありませんが、100%成功する保証もありませんので、いわゆる「自己責任でやってね」というやつです。

さて、航空券は片道でも発券できるので、例えばバンコクからイスタンブールまで飛んでその後は陸路でヨーロッパを回ってみようか、でも日本へ帰る日は未定とか。つまり片道だけ用意して取り敢えず行っちゃうとか、漠然とした予定はあるがどうなるか分からない。などなど色んなケースがあると思う。

上の例のような場合で考えてみる。ネットで買った片道のEチケットを用意しバンコク・スワンナプーム空港へ行く。パスポートと一緒に航空会社のカウンターで手続きをしてもらう。係の人は恐らく尋ねる。「イスタンブールから先のチケットはありますか?」

「陸路でヨーロッパへ入るので有りません」、さあこの答えで許してもらえるのか、搭乗券を出してくれるのか。表情ひとつ変えない係の人は、「では日本に帰国する航空券を見せてください」と言うかもしれない。

「まだ買ってないんです」という答えは受け入れられるのか。人によるかもしれない、航空会社によるかもしれない。しかしながらその可能性は低いと思う。仮に搭乗券をもらえて飛行機に乗れても、イスタンブールの入国審査ではもっと厳しいはずだ。

この負け確率の高い賭けに、いちかばちか臨んでみる無謀な勇気は筆者にはない。


そこで「上に政策あれば下に対策あり」だ。いわゆるダミーチケットの出番なのである。筆者の実際の経験から紹介してみる。2度の実例はいずれも今回の旅でのこと。

1回目は日本からロシアに入国した時。訳あって一時帰国をして、旅の再開は空路でロシアに入国。バイクで旅するので当然航空券は片道しか買っていない。その際、ダミーチケットを準備していた。乗り継ぎの上海では確か(記憶あいまい)帰国チケットの確認はなかったと思う。

ロシア・ウラジオストクでの入国では帰国チケットについて尋ねられた。そこでダミーチケットを見せると、係官はパソコンに情報を記録していた。もし帰国チケットが無くて入国拒否されていたら、預けてあるバイクはどうすればいいのか見当もつかないし、そもそもシベリア横断なんか出来るはずもない。入国の可否はイミグレ係官の判断のみだ。

無事入国後は別の気がかりが発生する。ウラジオストクから空路で日本に帰る記録のはずが、カザフスタン国境でバイクで出国する問題。しかしこれは全然大丈夫だった。


2回目は直近で、スペイン出国/チリ入国の時。チリでバイクをピックアップするので当然片道航空券である。マドリード空港の発券カウンターで尋ねられた。「チリの後はどこへ行きますか」、これはチリから出国する予約のチケットはあるかと同じ意味で、第三国へ出国するなら飛行機以外でも多分船でも鉄道でもOKだと想像する。

「ありまーす」と余裕の顔でダミーチケットをカウンターの人に見せた。これもしっかり記録をしていた。ただマドリード空港のアビアンカ航空のカウンターとチリのすべての国境イミグレーションが情報を共有してるはずもなく、バイクでチリからアルゼンチンに入る時も問題ないはず。

2回とも役に立ったと率直に思う。むしろこれ無しでは厳しいのではないか。


実際のダミーチケットは、筆者は「Best Onward Ticket」を使っている。今年前半までは12USドルだったのに最近14USドルに値上がった。そしてこのチケットは48時間有効の正式なもので違法ではない。

とても簡単で、空港内のWi-Fiなどでネットがつながれば買えるので重宝である。できれば空港に着く前、ホテルなどしっかりネットがつながる環境で買っておく方が良い。


行き先は適当に入力。次のページで個人情報などを入力する。
すぐにメールでチケットが来る。ダウンロードしておく。
名前入りの正式チケット、48時間だけ有効。カウンターで見せる。


こうしたダミーチケットでなくても、普通にチケットを買う&キャンセルをする方法もあるけれど、キャンセル料は発生するし二度手間でもある。そうした理由から筆者はダミーチケットを利用している。

10数ドルを惜しんで、片道航空券だけで突入すれば玉砕確率高し、最悪詰んでしまうかも。海外長期旅行はいろいろと大変なのデス。

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