ユーラシア大陸を横断しはるばるヨーロッパまで走ったら、次に向かうのは南米大陸である。今のところそういう計画である。
よく聞かれるのは、バイクを次の大陸に渡す方法についてだが、バイクも飛行機に載せて運ぶ。要は航空貨物だ。自力でやるのは難易度が高そうだけど、全部自分でやるわけではない。
世界各地には専門の業者がいて、そこまで行ければあとは相談し手続きを進めていき、そしてバイクは次の大陸へと運ばれる。
で、私の場合は、ヨーロッパから南米への空輸はドイツのハイデルベルクにある上のアイキャッチ画像の「Knopftours」を予定している。ここはすごい。ホームページを見ると分かる。海外ツーリングのコンビニだ。宿も併設しているので、世界をツーリングするライダーが集まって来て、色々と楽しそうだ。

南米を北上し中米へと向かう途中には、陸路で通過できない部分が1箇所存在する。コロンビア・パナマ間のダリエンギャップだ。北米→南米の南下ルートのツーリングであれば、パナマから海路でコロンビアに入国できるが、その逆パターンの情報は今のところ見出だせていない。
ただコロンビアの首都ボゴタにバイクを空輸できる業者を見つけてあるので、海路が使えない場合の「プランB」としておきたい。↓
北米から大西洋を横断して再びヨーロッパに戻るときは、エアカナダのカーゴ部門がやっていた「Fly Your Bike 」が便利そうなのだが、コロナ後から休止中になってしまった。再開されればそれにこしたことはないのだが。
また、エアカナダとは別の「WESTJET」という航空貨物の会社があって、バイクの空輸をやっているようなので、先ずはそこにコンタクトかな。カルガリーでのオペレーターは、air marine cargo という業者になるようだ。

国境を越えるような旅をしていると、自分の予定ルートの反対側からやって来る旅人のフレッシュな情報は、ネットでは得られない重要なモノがある。
例えば、現在(2023年4月)アフリカスーダンで内戦が始まってしまい、各国の駐在員等が国外退避をしている。私がアフリカを走るのはまだまだ先の話しではあるが、スーダンは私のルートでは重要なポイントで、スーダンからサウジアラビアへと紅海を横断するフェリーを使う予定であるからだ。
そんな時、2輪4輪のアフリカオーバーランダーが集まるケニアナイロビの宿JUNGLE JUNCTIONは、アフリカ南下組から有益な情報を得られるに違いない。エチオピアを通過し、スーダンを旅行出来るのかどうか等。それに加えエチオピアもけっこう厄介だしね。
またこんなツーリングライダーが集まる宿やキャンプ場も見つけているので、楽しみだ。
コメント